『つまみ細工』を作ろう!

~Part2~「剣つまみ」を作る

完成図

そもそも「剣つまみ」とは、前回紹介した『丸つまみ』と並んで江戸時代から続く日本の伝統工芸品『つまみ細工』の代表的な折り方の1つです。丸つまみよりもより多くの用途に用いられることが多いのが特徴です。

剣つまみで作られたブローチ

<材料と道具>(前回と同じです)

  • 正方形にカットした生地:ちりめん生地
  • ピンセット:先端が細いピンセットのほうが掴みやすい
  • ボンド:布接着可能なボンド

☆初心者の方は布サイズ3cm×3cmから始めるのがオススメです

☆道具の詳細は、前回の記事に書いています。

作成手順

1.ボンドを塗布して、角と角を揃えることに気を付けながら、生地の真ん中をピンセットで挟んで半分に折ります。

2.角と角を揃えることに気を付けながら、三角になった生地をもう1度三角形に折ります。

3.ピンセットの真ん中を挟みます。

4.ボンドの塗布してない部分からボンドが塗布している面に折り込みます。

5.合わさった形になったパーツの後ろ側の間をピンセットで挟んで引っ張ります。このとき、先が綺麗に尖っていると見た目が美しく見えます。綺麗に仕上げるために指で引っ張ったり、ピンセットで調整しましょう。

6.形が整ったら剣つまみパーツの完成です。

今回は基本的な『剣つまみ』の作り方を紹介しました。

【ポイント】

  • 焦らないでじっくり折り方を覚えよう
  • 塗るボンドの量によって、硬くなったり、柔らかくなったりするのを覚えよう
  • ピンセットの持ち方や挟み方を覚えよう
  • 失敗も経験値!最初は形が崩れても何度も何度も挑戦してみよう
  • 長時間すると肩が凝るので適度に休憩しよう
  • 「丸つまみ」・「剣つまみ」は『つまみ細工』において基本中の基本。どんな作品にも活かせるので折り方をしっかり覚えると役立ちます。
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keiji&モモちゃん

歴史(主に日本史(戦国・幕末)・中国史(項羽と劉邦)が大好き♪手づくりでつまみ細工アクセサリーも作ってます♪ 人生は1度きり。自分の人生を謳歌するために、自分らしさを失わずに前を向くことを忘れずに生きてます(^3-)-☆自分が好きな歴史の出来事紹介や自分が作った手作りアクセサリーなどを紹介していきます! 好きな言葉:「疾風に勁草を知る(困難や試練に直面したときに、はじめてその人の意思の強さや節操の堅固さ、人間としての値打ちがわかる。)」

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