サカバンバスピス、それはネットミームによって現代に蘇った太古の生物である。
サカバンバスピスとは?
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サカバンバスピス (Sacabambaspis) は、オルドビス紀に生息していた無顎類の絶滅属の一つ。
ボリビア、コチャバンバ県の道路脇、アンサルド層の露頭で最初に発見され、付近の村Sacabambillaとギリシャ語で「盾」を意味する aspis (古代ギリシア語: ἀσπίς) からSacabambaspisと命名された。オーストラリア中央部のアマデウス盆地からも記録がある。ーーーウィキペディア参照
なんだそのふざけた顔は
フィンランドにあるヘルシンキ自然史博物館ではこの魚の模型が展示されているが、
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・やけに小さく下に尖って微笑んでいるように見える口
・口角部分の横にある生気のない丸い目
・窪みもないため際立つ虚無顔
・鱗及び背びれ以降の部分をカット
・全体的に太短い体
といった点が何とも言えない造形を生んでおり、展示位置もオルドビス紀ではなくデボン紀にされたため、地元民からの評価は低い。
しかし、あまりのシュールな見た目から2023年にふたば☆ちゃんねるでひとしきり流行ったあと、6月中盤にTwitterで爆発的な人気となった。
翼甲類の特徴をまるで再現できていない一方、実はよく見るとちゃんと鼻腔があったり鱗を思わせるギザギザが下唇にあったりとこの種の特徴である顔は化石標本を十分に再現できている。ーーーピクシブ百科事典参照
そして
今回はネットミームにより現代によみがえった古代魚「サカバンバスピス」を刺繡した。
以下はその過程である。
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