やわやわ生物シリーズはおかげさまで、その幾つかはお迎え先が決まって旅立ったものたちがいます。
お迎えしていただいた方々にこの場を借りて感謝を申し上げます。ありがとうございます。
さて、このやわやわ生物シリーズは以下をストーリーとして何匹か製作されています。
生物としての生き残りをかけて、より人間に可愛がられる姿になった生物たち。
おいしいもの、人間の負の感情やストレスを糧に生命活動を行っています。
人類はやわやわ生物に魅了され、争いをやめ、ただやわやわ生物を保護して愛でることを中心に活動するようになったそうです。
バックのストーリーはこのままでいいと思います。さりげなく人間の支配者になっていますね。柔らかさと恐ろしさを兼ね備えた唯一無二な感じがします。
ここでコンセプト(作家説明)を振り返りましょう。
絵心のほとんどないただの落書きを刺繍してみたら、「これは可愛くて商品化できそう。」と思ったので制作しました。
人々にちょっとほっこりする時間を提供できるブランドでありたいです。
あまりにもありきたりで残念ですね。よくもまぁ、世界に杜撰なコンセプトを公開してしまったのかと恥ずかしいです。なのでブランドコンセプト(作家説明)を新たにリニューアルすることにしたのです。
ふと見ると気持ちがほっこり、やわらかになるものを製作しています。
やわやわ生物シリーズは、「刺繡のものは着ける人や物を選ぶ」という概念を、誰も真似できないデザイン、あえて複雑な技巧などは使わないことでやわやわとその常識を破壊する世界で一つだけのブランドです。
作品のストーリーと同じく柔らかでインパクトのあるものになりました。
これからはこのコンセプトをもとにたくさんやわやわ生物たちを製作していきます。
よろしくおねがいします。