晴れ渡る。空に桜が散る中で、私立A高入学式に鳴り響くバンドの音色
ある軽音部のライブのようだ。
盛り上がっている
終盤を終えるとボーカルがメンバー紹介を始めた。
「新入生の皆さんおめでとうございます…そして我が、私立A高へようこそ!
ここで俺たち軽音部COOLタイマーのメンバー紹介しまー。
まずはギターの黒川紀鵺(くろかわきや)!」
きを伸ばし言うとギターを弾いて見せる紀鵺
すると会場が盛り上がった
一礼をして次の紹介が始まった
「続いては、キーボードの藤堂 我夜蛾(とうどう がやが)!」
我夜我もまキーボードを弾く音が『よろしく』という音だった
ボーカルの彼が笑みを笑うと我夜蛾がやべっと思ったのか苦笑いさせた
次の紹介に移った
「続いては、ベースの知世 涙(ちせ るい)!」
涙もベースを鳴らす
「そして、ボーカル担当の白雲 紅蓮(しろぐも ぐれん)俺たちは、A高の3年だから次ぐ新規メンバー募集中だから、一階の右側の部室で待ってるぜ。」そう言って
ライブが終了した。
部室に戻ると紅蓮が部室のソファーに腰かける。
我夜蛾が話しかけに来た
「先はごめん、キーボード…」
「うん、大丈夫だよ。ちゃんと出来てたから…」
「違う。自己紹介の時」
「ああ。アレね。気にもとめてない、それより涙お前の方だ。」
涙と紅蓮の目が合った。
手招きすると涙が紅蓮ほうへ来る。
「ベースの音外れたぞ?、お前はちゃんと練習したの?」
半分キレるのか、口調の怖みがあり
涙は怯えながら答えた
「ごめん、緊張してミスってた」
そう言うと紅蓮は
ため息を付き口を開いた
「仕方ないな。緊張しやすいなら…」
言い方が怖く回りが凍り付く中一人だけ凍って者がいた
チャイムが鳴り残ってた生徒の帰りの時間だ
「紅蓮、そのへんにしておけ。もうすぐ彼女が来るぞ。」
冷静なのは紀鵺だった
しばらくすると
ある二人女の子が来た
「紀鵺ちゃ~ん♪」
「紅蓮^^♪」
明るく紀鵺を呼んだのは…
城阪真葵(きさか まき)
紀鵺の彼女だ。もう一人が
有栖川 伊央(ありすがわ いお)
彼女くれば紅蓮は静まった。
「まぁ、いい行くぞ。伊央」そう言って鞄を持って部室を出た
伊央と紀鵺と真葵も続いて出ていく
二人残った、部室
問題児の二人だ。
反省しながら、出ていった
顧問が来て誰もいないことを確認して
部室にカギをかけた。
次の日
顧問の元に軽音部の入部届が来た
受け取ると軽音部いくように伝えた
軽音部の入部しに来たのは紅蓮の弟
蓮馬だ。
「蓮馬…来ると思ってたよ。」
「兄ちゃんの跡継ぎしたいもん当然」
蓮馬はブラコンだ
紅蓮に彼女いることは知っている。
「いい子だな。」
蓮馬も歌は上手いほうだ
「実はもう一人友達呼んだ。」
そう言うと
連馬の後ろから、出てきた
「この子ギター上手いって言ってた。」
「じゃ、紀鵺の跡継ぎじゃん。ま、来たら聞いてみ?
喜ぶよ。朝は生徒会あるらしいから来ねぇけど、放課後かな」
紀鵺は生徒会長らしい
朝の10分前
チャイムが鳴ると、教室行く
紅蓮が教室に入ると女子がざわつく。
紀鵺も同じクラスだ。
「紅蓮、朝は行けなくて悪かった。新入りは来たか?」
「来たよ。ま、昼休みにでも話そうぜ?」
またチャイムが鳴ると担任の先生がやって来た
出席とか取ると今日伝える連絡を言い
時間はあっという間に過ぎ
昼休みになりバンドメンバーで屋上でごはん
紅蓮は朝のことを伝えた
「ああ。お前の弟が入ったか。でその弟の友達がギターを?」
「そうそう。我夜蛾と涙も気に入って話してたよな」
「うん、二人ともいい子でさ。蓮馬くんは流石、紅蓮の弟だな…歌が上手い」
そう我夜蛾は褒めた
「なぁ、明日は蓮馬と蓮馬の友達誘って昼飯食おうぜ?」
涙がそう言うと皆で賛成したが
紀鵺が口を開いた
「ところで蓮馬の友達の名は?」
そう言うと紅蓮口を開いた
「あ、…聞いてない。二人は聞いてる?」
涙たちも聞いてなかったらしく「聞いてない」と言った
「馬鹿か。お前ら、ちゃんと聞いとけよ…」
ため息をしながら呆れて紀鵺は答えた。