放課後になると、紀鵺と一緒に帰ってた。
紅蓮は紀鵺といる時が一番安心している。
紅蓮の家に行った
彼の家は広いからメンバーでお泊り会もしたことがある。
もちろん紀鵺至っては、何回も泊まった為か
どこに何があるかわかるらしい
「紀鵺、今日泊まってく?」
「ああ。泊まる…親いないしな」
「犬は?」
「荷物取りに行くし連れて来ていいか?」
「いいよ。」
一旦、紀鵺は帰ることになった。
そのため一旦紅蓮の家から出て自分っちに向かった
家に着くと泊まりの荷物を持ち犬を連れて
紅蓮の家に向かって行く
紅蓮の家に着くと、犬の足を拭いて中に入れる
犬はミニチュアピンシャーなため中に入れる
愛犬の名前は、ロッタって名前らしい。
一応牝犬のようだ。
部屋に入った瞬間、ロッタわんっと鳴いた
しっぽを振っている。
ロッタは紅蓮にも慣れている。
「ロッタ、ご機嫌じゃん」
「紅蓮に会えたからだろ。」
ロッタを抱えてリビングにいく
リビングでロッタを離し
「紀鵺、なんか飲む?」
キッチンで紅蓮が
冷蔵庫を開ける
「そうだな…お茶あるか?」
「ある。ほうじ茶なら」
「ほうじ茶でいい」
そう言うとほうじ茶を入れて渡して
「ありがとうな。」受け取ると
ゆっくりと飲みだす。
紅蓮は隣で水を飲んでいる。
「紀鵺、歌詞見た?」
「ああ。見たぞ、相変わらず気持ちが伝わってくるな。なんかのイメージか?」
「別れた恋人の末路のイメージ俺のことじゃねぇけど。」
「タイトルはそれでいいな?」
「え?別れた恋人の末路でいいの?」
「ああ。それでいい…」
あっさりとタイトルが決まってしまった。
「あとは紀鵺が曲付けるだけど、今日ギター持ってきてる?」
「いや、持って来てないな」
「まぁ急ぎじゃねぇから…。」
そう言ってこの話しは終わった。
紅蓮のとなりにロッタが寄り添う
「俺マジに気に入れてるじゃん」
「構ってくれるからだろ。」
撫でてると夕飯になったのか蓮馬が二階から降りて来た。
「兄ちゃん夕飯どうする?いつきにぃ達今日置いてくれてる?あ、紀鵺先輩こんばんはです。」
「いつきにぃが霧子さんが作りおきしてるって言ってたわ」
霧子のご飯は紀鵺も泊まる食べる。
「樹さんは、仕事か?」
「そう仕事…」
樹は夜になるといつも仕事でいない。
朝まで帰って来ない
真宙はもう少しで帰ってくる。
数時間後…
「ただいま、ん?紀鵺くん来てたか。いらしゃい」
「お帰りなさい。お邪魔してます。」
「お帰り、まひろにぃ」紅蓮と蓮真はハモって言った。
紅蓮が荷物とか受け取り答えた
「まひろにぃ、着替えて来てご飯にするから」
「ああ、わかった」