キミのいる世界~present from the sky~#23 

#23        「初恋」

喫茶店で、久しぶりの山路家・新木家のメンツが勢ぞろい
顔が割れている山路家は変装をしていた。
念のため、と志狼も女装をさせられていた・・・・・・。
最初は亜堂が喋りその後を新木家代表の新木武久が自分の意見を
述べた。その様子に、憧れているものが1人いた………

新木くん、すごい熱心だな・・・・・・。
私は買い物くらいしかできなかったけど
かなり真剣だわ。
それだけ、課長の息子・志狼くんが大事なんだぁ・・・・・・。

手術日まで、残り3日
本人の山路志狼は、やけに落ち着いていた。
喫茶店のため大声でしゃべることができなかったが
みんな、店に入るまでyes or no で。
首を振ったり頷くかで合図を決めていた。
本人より、他者のほうが手術のことを恐れている現状
本人は声で誰がいるかわかってきたので楽になってきたと思ってる。

賛否両論いろいろあったが、小恋が志狼の一番近くにいることになり
側近の立場となった。女性陣は、賛成したが男性陣の一部が
【異性】だということだけで、考案は認められなかったこともあった
三佳音と波佐見の説得により、折れたのか妥協された。

ほどなくして、会議は終わりメンバーを総入れ替えして
その日は終わった。

シロたん、手術・・・・・

大丈夫よ・・・源太君

シロたん・・・・大丈夫だよね・・・・??

ええ・・・いまは、祈るしかないけど・・・

喫茶店で食事を摂るもの
WCに行き、話を続けるもの
外に出て、車に乗り話をするもの
志狼が気になって、隣にいくもの

それぞれの思いが募り始め、心境が大きく変わっていく・・・
志狼の右と左隣には女の子が座り
ご飯を食べさせてあげたりしていた。
そんななか、小恋と波佐見は恋のライバルであり
【あれも!これも!食べて!!】と無理やり、食べさせようとしていた。
その光景を見て、母の三佳音はおっとりして眺めるだけ・・・

3人とも、仲良くなったわね~~

美味しいから、食べてもらいたくて・・・

お、おばさん・・・・ち、違うんですよ・・・・
これはっ!!

どうぞ、どうぞ!私の事はお構いなく!!
若いって・・・・いいわねぇ・・・・

三佳音のセリフに、恥じるのは志狼以外の波佐見と小恋。
そのとき庵は紫外と外で話をしていた・・・・・

例の事は言ってないか??

ええ・・・。
でも、新木さん達がさっきの会議で言ってしまったのも
あるけれど・・

手術日まで、残り3日・・・
お前には・・・当日の手術待合室に誰が来るのかを
決めてきてほしい・・・・

小恋ちゃんとは、話したことがあるけれど
もう1人の子とは話したことがなくて・・・・・
私、人見知り発症するから・・・・心配・・・

庵と紫外は当日の話を外でずっと話している間、
志狼は喫茶店でケーキやココッシュを口に入れられそうになっている。

【す、すごい・・・拷問をうけてる・・・】

でも、この子・・・小恋のことは最近気になっている。
あの時話したときも、俺の事を知っていたし
一緒にいて・・・いやじゃない・・・・。寧ろ楽しい・・・・・
俺はいつの間にか、小恋のことを意識し始めていた………

会議が終わり、それぞれ分担と帰る場所を3つに分け
1つは、山路家
1つは、新木家
1つは、霞ヶ崎家

女の子達は、1つの家にとどまっていると危険だからと
それぞれ1人がジャンケンでどこの家に泊まるか決めた。
すると帰り際庵が、後ろを振り向いた

どうしたの?

誰かに、見られているきがして・・・

何かあってからでは遅いわ、今は家に戻りましょう

ええ・・・連絡するわね

3人は、その場を後にした。
庵は山路家に向かって帰る・・・・・・・
電柱に隠れながら撮影をしている1人の男がいた。
その様子を見て、堪のいい山路家のみんなは男を撮影

金髪の女の子が、山路家に入っていきました!
もしかしたら、関連性のある女の子かも!!
このまま張り込みを続けます~

男は、報道関係者で何か山路関連でネタはないか
張り込みという名のストーカーをしていた。

翌日、今度は新木家へ 波佐見目当てでストーカー行為をしていく
新木たちは、このことにあらかじめ予測しており手段をうっていた。

手術日まで、あと1日………
ストーカー行為をしていた男はニュースには流れなかったものの
それなりの社会的制裁をくらった。

いざというときに、
監視カメラの準備をしておいてよかったわね~

それに・・・大人1人が必ずいたものね。
証言や証拠もあるし向こうの不完全燃焼ねー!

庵は、小恋と波佐見を呼び出して
2階の志狼の部屋に行き鍵を閉めて庵は口を開いた。

話ってなに?

もしかして、明日の手術のことですか??

それが関係しているの。
明日の手術だけど
大人はみんな仕事で忙しいから
私達3人の中から1人だけが
手術待合室で手術が終わるのを待つことができるの。
それを私達で決めようと思うの

手術は、午後だし・・
喫茶店も明日は午前で終わるからいける

私は、いつだっていけるわ・・・
そのために何度も行き来してるんだもの

私も・・・学校の手伝いさえ終われば・・・

みんな、事情を話して譲り合ってしまうため
なかなか3人で決めることができなかった。
すると、波佐見が・・・!

小恋ちゃん、庵ちゃん・・・・
このままじゃらちがあかないから
直接志狼くんに決めてもらおうよ!!

そうね・・・それが、よさそうだわ・・・・

ま、べ、別に?そうでもいいけど・・・
じゃあ私が・・・・・・志狼を呼んでくる~~

あ、ちょっとまって・・!
志狼くんに選ばれた女の子は、告白する
この条件つきだからね~~~

えええええええ、

階段から滑りそうになりながらも、赤面し
3人の覚悟は決まっていた。
そして、庵は志狼をゆっくりと部屋まで案内した。

つづく

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水樹

水樹

最初に絵を描き始めたのは小学生の頃でした。 それから、自分の世界観を文字におこしたり、絵にするのが趣味になっています!!

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