赤色の信号

いつまでも

きっといつまでも

君は僕のまんま

突如僕は考えた自殺をしようと

リンリーン

アラームの音だ

どこからか聞こえる音

さようならと思ったら

僕の通う学校にいた

特に目立ちはしない、“一見”普通の僕だ

「こんにちは」

目の前には僕の知らない、僕と同じで“一見”普通の彼

その時だった僕は明らかにそう思った

ホモだと

保健室にいた

そしたら黒いマントに覆われて

僕は思った明らかに

殺人だと思った

僕は殺されたのか

今はさっきの黒のマントの行方を探すことになる

そしたらまたチャイムの音が聞こえて

更衣室にいた

なぜか僕は脱がなかった

そしたら同じ匂いのする

”一見”普通の彼を見つけた

同じ匂い、だから”鍋”

ではなく”ホモ”である。

                            続く

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初めまして*読書と散歩が好きな31歳です

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