妖世界設定の中の一人
今回は、前にまとめた妖世界設定の中から、化け狸の男の人を描きました。
結構まとまってうろうろしてる知り合いたちを描きたいので、前回のぬらりひょんの所の曾孫や、最初の方に描いた鬼御子君と同い年です。
設定とイラスト

桐明(トウメイ)
化け狸の一族で、修行を終えて新しく「陰陽狸」という大妖の仲間入りを果たした青年。18歳。因みに化け狸は成人すると修行に出るが、年齢が当初16歳だったのが近年18歳に改められており、桐明も18歳になって高校を卒業してから修行に出た。
身長は189センチ。人に化けても身長は変わらない。
非常に人懐っこく、誰に対してもまずは話しかける。目上の者に可愛がられ、年下の者に懐かれる。
面倒見がいいため、総本家の屋敷にいる小妖や豆狸にも慕われている。
妖域を作っている最中で、総本家で面倒を見ていた豆狸の「トキ」「コウ」を連れていくことになっている。
牡丹の花が好きで、沢山植えようとしている。また、桜と桃も植える予定とのこと。
桃色が好きというわけではないようだが、結果中々揃った色の妖域になりそうである。
植える果樹も選んでいる最中で、柿か桃かで悩んでいる。
高知にある総本家の屋敷に住んでいたが、高校は東京に進学。寮生活だったため、現代っ子かつ自分で家事が出来るいい子。
カレーとステーキ、里芋の煮物が好き。
運動部に入っており、運動神経はもちろんいいが、勉強も楽しんでやっている。
妖域にWiFiをひいて、PCゲームをしようとしているし、せっかくなのでデカい冷蔵庫を買う予定。
高校入学時に出会った部活の顧問の先生(男性、42歳)にまさかの一目ぼれをした。一年葛藤したのち告白してみるも、当然ながら玉砕。
「性格と男を磨いて再チャレンジ」すると言い、勉強に部活、委員会へと精を出した。
生真面目なのに融通が利き、もともとの世話好きが功を奏し後輩たちにめちゃくちゃ懐かれているので、喧嘩がおきると仲裁に回る。体のでかいやつが多い為、仁王像に化けて首根っこを掴んではがし、正座させてお説教までが部活の名物。
顧問からも信頼は置かれていたようで、卒業後に「アプローチするチャンスをくれ」と申し出たのは了承された。
妖はつがいになりたいと選んだ人を振り向かせることに関してかなり辛抱強く気長なため、20年後くらいに付き合えたらいいなと思っている。
おわり
最初に思い付いたのが先生に恋する化け狸、だったので、そこから話が広がりました。
人間と妖の感覚の違いというか、20・30くらいの年齢差は誤差、性別は気にしないものの、人間側はそうはいかないよな…というのが葛藤の内容だったりします。
因みによく親子ほどの年齢差という話が出たりしますが、彼の両親は120歳くらい。なので余計に気にしてないという。
先生も良識あると中々進まないんでしょうが、妖はしつこく熱烈なので、そのうち絆される予定。
今回はここまで、次なにかくか完全に未定…!
