Demon Investigator ノブレス・オブリージュ LASTACT

Episode10

胸の奥が熱くなる、まるで何かをはきだしたいような感覚

脳内で浮かんだ言葉が浮かび刹那、叫ぶ

僕は口から竜のように青白い炎を吐き出していた

黒い液体はカチカチに凍りつき動きがとまる。

顔色を青ざめたディミトリが僕の姿をみて悲鳴をあげる。

隣で、キョンシーの少女とヴァンパイアの好青年がギロリとディミトリを睨む

今僕はやられたわけではなく、血の力を利用して願いを叶えたんだ

~回想~

以前の事件から僕は違和感を感じまくっていたがリリカにあそこまで言われたくらいだ

だから例え、怪異が視えていたとしても他人の前では絶対に言わなかった

ただ僕が息を吹きかけているだけなのに、ディミトリには毒だった

ふたりは何も言わずただうなずく

なぜなら僕が今彼らを使役しているからだ

ゆっくりと僕は立ち上がり、玄関前に向かって走り出した。

そして思いっきり。

五感が優れた僕の脚力でドアを無理やりこじ開ける。

僕は悪魔のような笑みをうかべてディミトリに言い放つ。

Epilogue

その後、僕たちは洋館から脱出することができて無事に帰ることができた

その頃、麗華と理久が神隠しにあっている人たちを助けていた。

すると、僕のスマホに着信音。

通話主の相手は、リリカだ。

しかしその内容に僕は絶句した。

だけどアンデッドをそのままにするのもほおってはおけなかった。

僕は、新たな友人ができたと相棒に伝えるために。

きっとあいつらは、嫉妬するだろうけどね

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幽刻ネオン

はじめまして、趣味は読書(ミステリー、ホラー、怪奇小説)とゲーム(リズム、ノベル)です。最近までネットで小説をかいていました。自閉症、トランスジェンダー持ちではありますが、無理なく仕事ができるように訓練しています。スピリチュアル(占いなど)が好き。 アニメ(ラブライブ)やゲーム実況(にじさんじ)にはまってます。 紡ぎ手として様々なことに挑戦していきたいです。

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