妖世界設定の猩々一族の先祖返り
以前小さい頃の姿をちょこっと書いた猩々の先祖返り君です。
服装をどうしようかなーと和服の画像検索をしていたところ、花札の月見の札を服としてデザインしている画像を見つけまして。
この手があったか!!と、花札を検索して、その中の桜に幕をモチーフに服を描きました。色合いも全部札の中にある色なので、今回とても塗りやすかったです。
背景は菊に盃。こいこいで「花見で一杯」の役です。猩々はお酒大好きな設定なのでいいんじゃないかなと選びました。
今回は悩むところが少ないのでだいぶ楽に描けました。
設定とイラスト

木蓮(もくれん)
猩々一族に最近加わった先祖返りの青年。17歳。猩々一族の中でも少ない、炎を扱う猩々。
身長は人間姿で190ほど、猩々姿だと少し伸びて200センチくらいになる。
非常にマイペースでのんびりしている。猩々の大太刀を持っており、仕事の際はかなり強く頼りになるが、それ以外だとどこか抜けている。
頭はいいのだが如何せん素直。信頼している相手に対して警戒心がとにかくないので、嘘や冗談を真に受けてはツッコミを入れられている。鬼の陽王がよくからかっては、化け狸の桐明がフォローするのがいつもの流れ。
ぬらりひょんの曾孫も天然が入っているので、並べておくと会話が明後日の方に飛んでいく。
ひたすら長い話もツッコミを入れずにのんびり延々聞いていられるため、話の長い一族の年寄に可愛がられている。
七歳までは両親と祖父母と人間として暮らしていた。
生まれつき妖力はあったはずだが、人間である大人たちは特に気づかずそのまま養育。ある日妖力が一定になったことで、猩々の炎が使えるようになる。
自分たちの先祖に妖がいることは伝わっていたため、家族は猩々の本家に連絡。以後、実家と猩々の総本家を行き来しつつ、妖力の制御を学ぶ。
他の大妖と違い、半分は人の世界で暮らしているため、感覚は人間寄り。妖達がいまいちわかっていない人の世界の常識や仕組みを教える側に回ることもある。が、如何せん本人が素直で大雑把なため、ツッコミ役にはなれない。
炎の猩々として妖力がどんどん上がったため、12歳のころに頭領に習い妖域を作っている。
猩々は術が苦手で式が作れないため、大抵の猩々は自分で家事をするのだが、現在本人は実家で練習中。そのため家事は通いで総本家から小妖が来ている。食事は実家で家族と取ることの方が多い。
庭は向日葵や朝顔、木瓜、金木犀などが植えてある。鮮やかで濃い色の花が好き。南天の木や紅葉も植えてあり、表と裏の庭で雰囲気がだいぶ違う。
植えてある果樹は夏蜜柑。妖域に植える果樹としてはかなり珍しい。本人の好物。
東京にある高校に通っており、運動部。中学時代からはまっており、現在は部のエースとして試合に出ている。勉強も別に嫌いではない。元々は数学が得意だったが、総本家に顔を出すようになると、話の流れで教科書に載っているような当時の生活のことが聞けるため、現在は日本史が一番得意である。
夏蜜柑や柿など果物のほか、羊羹やどら焼き、大福など、餡子が好き。
おじいちゃんっ子で家に帰るたびにお土産に買って帰っては一緒に食べている。
妖域に家電なども揃っているが、本人は機械音痴。スマホは持っているが、文字を打つのが遅く、仲のいい友人やつがいとのやり取りはもっぱら電話である。
ラインやメールをすると大抵誤字をするので、友人たちは解読に慣れている。
つがいは高校の入学式で一目ぼれした同級生の女子。半年かけて口説き落とした。相手が意地っ張りで悪態をつかれることもあるが、本人曰く「子猫が鳴いている」。全部可愛いらしい。
和柄の小物をよく持っているので和風なものが好きなのかと妖域(ほぼ武家屋敷)に呼んだら、大喜びされ「ここに住む!!」と言われたため(つがいはまだよくわかっていないので冗談のつもり)、言質取ったとにっこりしている。
高校を卒業したらごり押しで一緒に住むつもり。
おわり
彼については先祖返りで、かつ他の大妖のように特殊な立場の子ではないので、人間のようなフルネームを考えるか悩みました。最終的には妖達で通じるあだ名みたいなのでいいかなと決定。
人間よりな子と言いつつ、つがい関連はがっつり妖の特性が出ているイメージです。
最近女子を描いていないので、木蓮か紅玉辺りのつがいの子を描こうか、そろそろ小話の一つぐらい捻出しようかといったところです。
