座敷童と山の聖地 4章「おみとおし」

 山寺で少しずつ山道をヘトヘトになりながらも、あおい君はここぞここぞと楽しみながら登った。なんだか今までのあおい君とは少し違う。

 私は、ちょっとあおい君をからかおうと少しばかり準備をしていた。

 そこで、あおい君は横に指をさし「あっ!蛇!」と叫んで私はびっくりした。

「あはははは!僕をからかおうなんて考えていたことは、お見通しだったけどマジでびっくりしてやんの!」

 このクソガキっ!

 なんて思ってたけど、一千歳生きてる妖怪に一本取られていた形になった。

「あおい君!あんたねえ!」

「まっ、少しは肩の力を抜いてよ!でもやっぱ・・・、あはははは!ホントにこんな形で・・・あはははは!げほげほっおぇ!」

 笑いすぎてむせてるあおい君には、やっぱり敵わない。

 そうイライラしている最中に、また珍妙な奴が空を飛んで現れた。

 そいつはまるで蝙蝠のような、でも一回りデカい妖怪だった。

 私は少し警戒した。

「お前があおいだな?」

 そいつはあおい君を知っている様子だった・・・。

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イッチー

 アニメやマンガに、ゲームに小説を読むのが好きです。色々なイラストを描くのと少しビターな小説を描くのが得意です。イラストは小さい頃から描いてて凄く好きです。小説は登場人物が思い通りにならない話を書いたりするのが好きです。

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