LATER SEQUELS SERIES #05
2022年11月 後年になって続編orリメイクが作られたシリーズ 愛及屋烏
超獣機神ダンクーガ(1985~)
獣装機攻ダンクーガノヴァ(2007~)
Continuation from last page. 05-1 https://no-value.jp/novel/32897/
獣戦機・獣戦機隊
動物の野生本能を機械的に再現し、兵器転用したのものが「獣戦機」である。
鳥型戦闘機のイーグルファイター クーガー型軽戦車のランドクーガー ライオン型軽戦車のランドライガー マンモス型重戦車のビッグモスの四機。
通常のマシン形態から、動物型のビースト形態、人型のヒューマロイド形態へと変形し、最終的にダンクーガに合体するシステムを持つ。
獣戦機自体、操縦者の精神エネルギー(野生の本能)に感応して機体性能を増すシステムを搭載しており、通常兵器を凌ぐ戦闘力を発揮することが可能で、操縦者の精神状態が昂揚すればするほど機能は向上する。
ダンクーガに合体することにより、分離状態をも遥かに凌ぐ絶大なパワーを発揮出来るようになる。反面、それ故に操縦者に掛かる精神負担も尋常ではなく、とても普通の人間に乗りこなせるような代物ではない。
その為、その後のバリエーション機(特にBURN系はその性格上獣戦機に主と認められる必要があった)もそうだが、ダンクーガは乗り手を選ぶ兵器であり、本来平時ならある程度のパイロットを選抜して訓練を受ける筈だったが、ムゲ・ゾルバドス帝国の侵略が予想より早く開始されたためそれが不可能となり、地球軍のコンピュータに依る人選と言う賭けを余儀なくされた(人選に比較的余裕のあった『ノヴァ』の場合はあらかじめパイロットを選抜している)。
特に合体時及び合体後に掛かる精神負担のレベルは殺人的なものであり、ダンクーガの操縦者として選ばれた藤原忍ら獣戦機隊の面々ですら、初合体時には極度の精神疲労に苛まれ、慣れて問題なく運用出来るようになってからも、過度の連戦は不可能とされるほどであった。
上記システムの応用から優れた反応速度を誇り、操縦者の身体能力や戦闘技術を機体の動きに反映させることが可能であるなど、人間に近い動きを再現している。
また、通常時のメインパイロットはイーグルファイターのパイロットだが、状況に応じて別の獣戦機のパイロットにその権限を委譲することが可能である。ただし専らメインパイロットを担当することが多いのは忍(射撃戦)と司馬亮(格闘戦)である。
上記の利点と合体ロボならではの合体・分離機構を組み合わせて応用した変則戦術も披露している。
通常武装から必殺技に至るまで、近距離・遠距離に対応した物をそれぞれ備えており、高い火力と距離を選ばず、安定した戦闘力を発揮するのも利点の一つ。
獣を超え、人を超えた、神の戦士
キーワード、D.A.N.C.O.U.G.A……ダンクーガ!!
ほぼビックモス、と呼ばれて
獣戦機が合体した「獣を超え、人を超え、そして神になる究極のマシン」。厳密には、獣の怒りを超え、人の憎しみを超えた、神の戦士である。漢字表記すると「断空我」となり「我、空となりて煩悩を断つ」という意味を持つ。
担当アニメーターによって印象は若干異なるが、かなりのイケメンで、合体ロボとは思えないほどスタイルが良い。
初合体まで引っ張りに引っ張り、登場が非常に遅かった。
しかも、後年のスパロボで有名になった代名詞ともいえる武器・断空剣や断空砲はTV未登場であり、OVAでやっと登場している(ダイガンはTVから存在した)。
それまでの必殺技はほぼ鉄拳であり、並み居る強敵をほとんど全部パンチだけで粉砕した。
というか、デザインが複雑なので作画は大変だったらしく、そのせいでこんな戦い方になった感もある。弱点は空を飛べない事だったが、TV版終盤にブースターを装着して克服した(OVAだと内蔵式)。構成の七割(首から脛)がビッグモスで頭部と両足に追加されるグレート合体形式。
合体状態でも干渉していない、各獣戦機の武装は使用可能なので主武装の一つの『断空砲フォーメーション』では各機の砲を同時に展開し、レーザー砲として使用される。
ダンクーガの代名詞とも言える『断空剣』は母艦であるガンドールの主砲・ガンドール砲を小型化して作った、「心にて悪しき空間を断つ」剣。
普段は柄のみで収納されており、使用時にレーザーが刀身を形成する。
最終必殺技の『断空光牙剣』は、ガンドールからのエネルギー供給を、断空剣で受けて放つ、「愛の心にて、悪しき空間を断つ」必殺剣。
to be next page. 05-3 https://no-value.jp/novel/33528/