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こんにちは ヒスチジンです💊
いつも投稿を見てくれてありがとうございます🍑
今回は私が中学生の時に作った短編小説を載せようと思います。
皆さんご存じの桃太郎の創作裏話です。訂正している部分もありますが
興味がある方はぜひ最後までご覧ください。👹👹👹
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昔々の物語。
桃太郎が桃から生まれるずっと前のお話です。
でこぼこした硬い岩で生まれた鬼の赤豪がいました。
赤豪は早くに両親を亡くし、幼いころから一人ぼっちで暮らしていました。
仲間を探す旅に出るとすぐ見つかり皆で踊ったり魚を釣って食べたりしながら
赤豪は仲間たちと大きく逞しく育ちました。
人間の村と鬼が島が別れる前、人間の村で仲間の鬼が金品や宝石、自然に生えた野菜を見つけ、
大喜びした赤豪と鬼たちは金品や宝石は使わずに保管し自然に生えていた植物や野菜から種を取り出し畑を耕し自分たちで育て収穫し宴を開いては少しづつ食べていました。
人間が増えると人間たちは鬼の容姿を醜悪、危険だとだと罵り人間の村と鬼ヶ島の土地を分け始め、
人間の村が落ち着き鬼ヶ島で暮らし、落ち着いたとき時畑の仕事をしていた赤豪は一緒に畑仕事をしていた赤音と恋に落ちました。赤豪と赤音は結婚し子供にも恵まれました。子供の名前は赤優。
そのころ人間の村では桃から赤ん坊が生まれたことで大騒ぎ。人間の赤ん坊は逞しく大きく育ちました。
桃太郎が育った頃人々が宝の地図を見つけました。探しに行く旅に出ると宝物はなく大きな足跡が残っていました。人間たちはきっと鬼の仕業だと勘付き村一番に強い桃太郎に退治を求めました。
きび団子を持った桃太郎は旅に出て仲間を見つけ鬼ヶ島に行きました。
仲間たちから大きな人間の子供と動物たちがこっちに向かっていると噂を聞いた鬼のリーダーの赤豪と赤音は幼い優赤を隠し戦いを挑み見つけた宝物、畑、仲間達を守りましたが完敗してしまい赤豪と赤音、その他の鬼たちは桃太郎に理不尽に退治されてしまい赤優は鬼ヶ島に一人ぼっちになってしまいました。
絶望にかられた赤優。元々岩や溶岩で燃え尽きている鬼ヶ島に倒れている両親と仲間たち。桃太郎にぶんどられた畑の野菜は荒れ果てて宝の山だった洞窟はなにも残っておりません。
泣き崩れながら両親と仲間を土へと還しているとき、ふと赤豪と話をした思い出が蘇って来ました。
その思い出とは、宝の山に隠している赤豪の大切にしているものの話でした。中身は見ていない赤優。
きっと桃太郎たちが宝と一緒にもっていったのだと考え人間が住む村へ島を旅たちました。
動物たちに仲間になってもらおうと声をかけたり道を聞こうとすると鬼というだけで避けられてしまいます。
迷いながら顔も知らぬ桃太郎を探しまわって桃太郎の家に辿り着いた赤優。
疲れ果てがらがらな大きな声で桃太郎を呼びます。
「桃太郎やーい 出てきておくれ」
というと戸が開きました。桃太郎は赤優が思う以上に大きな人間で恐縮してしまいます。
桃太郎が「なんだお前は?鬼の子供か?まだのこっていたのだな、何の用だ」
と赤優に問いました。
「お前さんがもっていった宝の中に父ちゃんが大事にしていたものがある 古いぼろぼろな箱だ。返してほしい。」と赤優は桃太郎に懇願します。
「望みはそれだけだな、待っていろ持ってくる。」
心優しい桃太郎は今にも泣き出しそうな赤優をなだめ赤豪が大事にしていた箱らしきものを持ってきました。赤優に渡し赤優が息をのみながら箱をあけると中には赤い勾玉のようなものと小さい鬼の角が入っていました。
赤豪が大事にしていたものの正体は赤優のへその緒と赤ん坊の時に生え変わって取れた角だったのです。
それを目の前にした赤優はいろんな思いがこみ上げてきます。優しかった両親と仲間の敵を獲ろうと桃太郎に挑みました。しかし力の強い鬼をごまんと討伐した桃太郎。
突然みた赤優が鬼の顔をして危険だと判断し自分よりも小さく害のない鬼の赤優も刀を振り倒します。
赤優は残念ながら桃太郎に勝てず故郷にも戻れずただ両親が大事にしていた自分のへその緒と角を手にぎゅっと握り、両親がいる空に旅立ちました。
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このお話はすべて私、ヒスチジンが作ったフィクションです。
ですが鬼たちが何を盗んだのかはどこにも記されてはおらず討伐された本当の原因は誰も知りません。
私はいい鬼もいると信じ、心や感情は人間だけのものではないと思っています。
今回はいつものコラムとは違う小説を描いてみました🍑
こんな風にたくさん投稿していけたらいいなと思っております。
ここまで読んで頂きありがとうございました♪
次の投稿も見て頂けたらうれしいです☆彡
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