パートナーとの共依存のこと

私とパートナーは障がい年金を受給しています。

私はうつ病診断、パートナーは統合失調症診断で障害厚生年金2級です。

(彼は年金の他にも収入があり、働いていません)

そして、およそ8年間【共依存関係】でした(同棲10年目)

~共依存になった原因~

出会ったとき私は 障がい者福祉手帳障害年金 のことを何も知らなかったのですが、彼に教えてもらった病院をかかりつけにして、すべての手続きを終えることが出来ました。

そして8年間一人で暮らしていた1Kのアパートから2DKの部屋に引っ越すことも出来ました。

その時私は「生活保護受給者」で、引越しも賃貸契約も生活保護前提でしたが、実はココから【同棲生活】が始まったのです。

(それまで10年間、彼は実家で暮らしていました)

彼に「依存」していた私は、その「異常事態」に気づかず、頼れる存在ができ、生活が変わったことが嬉しくて有頂天になっていたのです。

(いま思うと「経済的に自立している男性」が生活保護の女の部屋で一緒に暮らすのってどうなのよ?!って感じですが・・・)

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私は、彼に出会う二年前、お付き合いしていた男性の突然死を経験をしています。

(目の前で倒れて翌日亡くなりました。くも膜下出血でした)

すべてを許し愛してくれた存在が突然いなくなるという喪失体験により、無意識に「誰かに頼りたい、愛されたい、一人でいたくない」と強く願っていた私がパートナーと出会ったことは「必然だった」と思います。

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そして、そんな私は「せっかく出会えた彼」の≪被害妄想の話≫を否定せずに受け止めていたので、彼にとっては「自分を肯定してもらえる」ことが嬉しくて、その結果「私に依存する」関係が出来あがったのです。

私たちの共依存は寂しさと、自分を理解してもらいたい気持ちの相乗効果なのですが、どちらも問題は「他人軸であること」だと思っています。

そして他人軸であることは自分も周囲も苦しめるし、人は「本来の自分のチカラや存在価値を知ることで自分の軸を取り戻せる」のではないのかな・・・と、今は感じています。

ここ2年で私は「精神的に自立すること」で共依存から抜けだし、とても生きやすくなっています。

でも、そうなると、他人軸である彼の「寂しさ」という問題が出てくるのです。

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わたしのキセキ

障がいがあっても、何歳からでも人生は変えられる☆ モラハラパートナーとの10年で目覚めたアラカンが「自分の人生を何とかしたい」と思い、たどり着いたのは「外側の現実を変えようとしないこと」でした。誰かの役に立てることを信じて綴ります♡

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