私のアルバイト体験(大学生時代)

大学生時代、私は某お菓子屋さんの工場でアルバイトをしていました。

お土産で有名なお菓子で、私も地元に帰るとたまに買って帰ります。

工場までだいぶ距離があって、私は原付バイクで通っていました。

真冬は凍結した道路のためひっくり返ったこともありました。

若かったので無傷でした。

工場はかなり大きくて、さすが郡山を代表するお菓子屋だなという

感じでした。工場に入ると強烈な甘い匂いが。慣れるまで大変でした。

私の担当は、流れてくるお菓子を袋に詰める作業でした。楽勝だな、と思ったのですが、

もたもたしてるとお菓子が後ろに流れてしまうのです。それが山のようになり潰れて

商品にならなくなってしまいます。年季の入ったおばちゃんに「だめだばい、そんじゃあ」

と叱られ、必死になって袋詰めしてたなぁ。不思議なことに、男子アルバイトには

失敗しても「いーがらいーがら、だいじょぶだー。」と、私の時と態度が違うではないですか。

あれは腑に落ちなかったなあ…。

他にも、ケーキを作ったり、生地に卵を塗ったり、いろんな種類の工程を体験しました。

おばちゃんたちが怖かったけど友達もできて楽しかったです。

やさしい正社員さんだと、これ食べなと、出来立てのパイを食べさせてくれました。

いい思い出です。今の時代ではダメですよね。

今でもそのお菓子を見ると、あのおばちゃんたちを思い出します。

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きみどり

双極性障害に翻弄され13年になりました。好きなこと→釣り、ドライブ、資格取得、日光浴。今までのあれやこれやを綴っています。

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