私には、自分の中でとても好きな曲がある。その曲は私に元気をくれて、そしてそれ以上に落ち込んだ私を慰めてくれて、滝のようにパワーをくれる歌がある。くじけそうな時にも、何度も頑張ろうと思えてきた歌だ。その歌は、「DON‘STOP Believin.」である。この曲を歌うのは、1973年にアメリカ、サンフランシスコで結成されたギタリストであるニール・ジョーンとグレッグ・ローリーを中心に結成されたバンドだ。
私がこの曲を知ったのは、2009年にNHKで、海外ドラマが好きなのと、ミュージカルが好きな私にピッタリのアメリカのドラマ「GLEE]の第一話で俳優が踊りながらこの歌を踊りながら歌ってうたっいるのを見て、かっこいいと思ったからだ。ドラマ内の台詞は吹替だったが、歌の部分は、英語歌詞がそのまま流れ、日本語字幕がついていた。全ての歌が、日本語吹き替え、英語字幕だったら、きっと観ていなかっただろう。英語を少し聞いて理解できて話せるわけじゃないが、本場を見たいと思っていて、映画も洋画の字幕を観ている。「GLEE」は日本の
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「合唱部」である。日本のダンス部に近い。ドラマ内では、きれいな衣装やバックバンドと
、日本の合唱部とは全然違う。日本の合唱とダンス部が融合されたようなクラブで、アメリカでは人気があるようだ。
トム・クルーズがロックスターを演じる2012年作の映画「ロック・オブ・エイジ」でこの曲をうたうが、力をみなぎらせて、魂をふるわせているようで、こちらも胸があつくなった。
ジャーニーはメンバーのいれかえはあったが、解散はしなかった。ロックバンドで、ヴォーカルがいない時期があり、活動ができない時期があったが、2007年に、彼らが、「DONY*STOPbelien」をフィリピン人の青年が歌っているのをYOUYUBEでみたメンバーがアマチュアシンガーのアーネル・ビネタに仲間に入らないかとオファーしたところ、ジャーニーの大ファンだった彼は、二つ返事でジャーニーのメンバーになった。彼はシンデレラボーイとなりアメリカンドリームをつかんだ。かれは大金もちになり、フィリピン人として国際的なロックバンドのリードボーカルとして同じ時期にシャリース(ジェイク・ザイラト)などとともに成功し、フィリピン国内で英雄視されている。
ジャーニーの活動は、活動休止をした期間をおいても、今年で51年になる。メンバーの変更があっても、ずっとジャーニーのファンがいて、アーネル・ビネタもファンを受け入れられた。
ある時、何か観たいなと映画を観に行ったときに、偶然ジャーニーのドキュメンタリー映画をやっていて、他に観たい作品がなかったので、観ることにした。
ドキュメンタリーを映画館で観て、よりこの曲が好きになった。毎日CDをコンポにかけて聴いた。ジャーニーのアルバムは一枚も買わなかったがこの曲が収録されているアルバムは4枚ほど買った。青春をジャーニーとともに過ごしたであろう、おじさんたちがシアターに3.4人しかいなかった。でも、私は観てよかった。どんな状況でも、夢や希望に向かっている人への応援ソングだと思う。そして、何かに諦めかけている人達への励ましの歌だ思う。
私は、このドキュメンタリーを見てどんどん、「Don‘tStopbelievin」にのめりこんでいった。しかし、ジャーニーの来日公演が決まった時にはっと気が付いた。私は、この曲しかちゃんと聴いたことがなかった。それで、コンサートに行くのをやめた。
青春期に聞いた曲ではないが、このようにキラキラした眩しい曲を生きている間に聞くことができてよかった。私は、いままで、挫折、顔の表情が固まるようなひどい目にあったが、今になって、ようやく周りに助けてもらった時もあったことに気がついた。裏切られたり、涙したり、相手の言っていることがわからなくて、相手に怒られたり、私は、一人ぼっちだと思うこともあった。この曲で、すべてが良くなってきたわけではないが、一ミリでも、力をもらえるような曲のような気がする。これからも、英語の勉強にもなるし、歌詞をそらでうたえるようになり日本語を頭にに入れ、緊張したときや頭が真っ白になった時のベストお守り曲として思い返して心の中で歌おうと思う。
これからこの曲を聴く人がいっぱい元気になりますように。。
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