もう8年前くらいになりますが神奈川県の川崎市に、母親の実家があり、距離が遠いということもあり、幼いころから自分が中学生の頃までは、毎年冬休みや夏休みに新幹線に乗って家族で神奈川の川崎市まで遊びに行ってました。今回は長期の休みに家族とではなくて1人で神奈川の母親の実家に遊びに行った時の祖母との思い出を書きたいです。その当時は母親の実家は祖母と祖父で暮らしていました。祖父はお酒が好きでそのせいで体が動かなくなったり、あまり話をすること出来なかったので、祖母との思い出が殆どです。自分が中学生の時、白石蔵王駅まではお父さんに車で送ってもらって白石蔵王から新幹線で東京駅まで一人で乗っていきそこから川崎までバスに乗りました。バスを降りてから祖母の家まではすぐなのでそこからは歩きました。祖母と過ごした時の思い出は今でも記憶に残っています。祖母の家でも勉強しようと勉強道具と絵を描く道具を持って行ったのですが、結局勉強は殆どしませんでした。祖母は料理がとても上手だったのでご飯は毎日楽しみだったし、美味しかった記憶があります。お小遣いも祖母からもらったのと祖父の兄弟からもらったお小遣いで川崎市の徒歩で行ける本屋さんに祖母と行ってみたり、近くのコンビニに行ったりして時間を潰してました。ある日川崎のマルイに行って普段お母さんに買ってもらえないような一着何万円もする服を2着買ってもらえて、とても嬉しかったです。お母さんのほうの祖母とは相性が良くてとても面倒見がよい人だったので、精神的にも安定して過ごせました。その頃から私の精神の調子が悪かったので気を遣ってくれていたとおもうのですが、1人で部屋の中で過ごす時間よりも常に祖母と一緒に過ごしていた感じでした。穏やかな時間が過ぎていきました。絵の道具も持って行ったのですがちょっと好きなアニメのキャラクターを描いたりするだけで殆どのんびりとした時間でした。祖母も年金暮らしで家事をやること以外何もやることがなかったので、3か月くらいいつもとは違う雰囲気で過ごしました。そんな思い出がある祖母でしたが祖父が老衰で最初になくなり祖母は心臓を悪くして亡くなっていきました。その3か月間はかけがえのない思い出となりました。
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