なぜか忘れられないエピソードの話①

今までの人生で、感動的だったことや楽しかったこと

つらかったこと悲しかったことなど

ふと思い出を振り返る時間ってあると思うんですが、

なんてことないエピソードとか、言った本人すら忘れてるが何気ない一言が

なぜかいつまでも残ってること、ありませんか?

そんなちょっとしたエピソードを今回まずひとつ、書きたいと思います。

約10数年前のふとした出来事なんですが、

朝、家で姉と同じ部屋でメイクをしてたんですよね。

私は最初にテーブルに置いた鏡の位置でずっとメイクしてました。

時々、角度がしんどくなったときは自分が鏡に合わせて体勢を変えていたんです。

姿勢が「苦しいなぁ」と思いながらも

“鏡の位置を変える”という発想がありませんでした。

当時の私は今よりももっともっと頭固かったんです(笑)

でも、姉は私とは対照的で頭の柔らかい性格だったので

当たり前のように“鏡”をその都度動かしてて。

それを見たとき、本当になんてことないことなのに

私の中では衝撃的でした。

だって、自分の中にその発想がなかったので。

なんてことないエピソードなんですが、

私はこれをメイクする度思い出してて

これってメイクの話だけじゃなくて

他の場面でも置き換えられる考え方だよなぁなんて考えたりもしてます。

要は、「自分が苦しい思いをしてまで鏡(環境)に合わせるよりは、鏡(環境)を変えたほうが簡単で楽になれる」と。

仕事とか、学校とか。家庭とか。

環境によってその人自身・人生が変わると言っても過言ではないと思うんです。

「自分が我慢すればいい」とか、「しょうがない」とか

今まで、あきらめる事が普通になっていました。

というか、そういう状態にあることを自覚すらしていなかったかも知れない。

頭が固くて、麻痺していたのかも。

あくあまでも軸は“自分”で、環境のほうを整えればいいということに気づいたんですよね。

自分の部屋とか車内とかだって、自分が居心地のいい空間にすればいい。

まさかメイク中の鏡から、こんな考えにまで広がるとは…。

それが、なぜか忘れられないエピソードのひとつです。

たぶん、姉は私がこんな事考えてたなんて全然思いもしてなかったと思います(笑)

大切なことに気づかせてくれた姉には、勝手にこっそり感謝しています🍀

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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Ayo

色んなことに興味があるので、感じたことや健康に関すること、好きな音楽や映画、言葉などを気ままに書いていきたいなぁと思います。 自分の”好き”が、誰かの日常に新しい種を蒔くことができたら嬉しいです。

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