(創作小説)COOLタイマー第二章#1

樹と霧子の前に座ると樹は口を開いた

「霧子さんが個々に良く来ることはお前も知っているな?」

「うん、まさかとは思うけどさ、ここに霧子さん住むの?」

紅蓮の予想は直ぐに的中してしまう

「よくわかったな。まぁ、瑠夏くんと加無ちゃんは義理の兄弟になるな」

予想が的中して苦笑いになる

「瑠夏と加無ちゃんは知ってるの?」

そういうと霧子が答えた

「ええ、知ってるわ。後から来る言ってたから」

「理由としては、付き合っていることもあるが、いつもわざわざ個々に来るのも大変な気がしてそういう決断となった」

「ああ、確かにそうだよな」

話しを聞いたところ、紅蓮以外は知ってるようだ。

「わかった。」

認めるしかなかった。

話しを終えると、紀鵺が待つ自室に行った

「紀鵺…」

「どうした、元気がないな。」

「瑠夏のお母さんがここに同居するから俺と瑠夏義理の兄弟になるって」

「いや、同居ではならんだろ。樹さんと霧子さん結婚でもするのか?」

「流れて的にそうだろ…」

沈む紅蓮の頭を撫でた

「紀鵺、そろそろ帰るでしょ?」

「そうだな。けど、大丈夫か?」

「大丈夫。ちゃんと瑠夏と話すから」

紀鵺は家に犬を連れて帰って行った。

紀鵺が帰ってたあと

加無と瑠夏が到着した。

紀鵺を見送りしてたのか、瑠夏と鉢合わせた。

「紅蓮これからずっと一緒だな。よろしくな」

紅蓮の手を握った。

ちゃんと樹と真宙と蓮馬に挨拶して紅蓮にも挨拶してるから常識はある。

「義理の兄貴になるの?瑠夏が…」

手を握り返すも不安になってしまう

「母さんが婚約したから、そうなるね。でも大丈夫!義理だから血は繋がってない。それに俺は、紅蓮のプライベートは守るから。」

部屋は加無には、空き部屋があるためそこが部屋になったが

瑠夏は、ないため

紅蓮と、同じ部屋になった

紅蓮の部屋に入ると、瑠夏は口を開いた

「ここが紅蓮の部屋か。お前の匂いがする空間で良いな」

「キモイこと言ってねぇで、自分の荷物開いてる場所にしまえば?」

ため息つき答えを返した

荷物をしまうと、すぐ様に紅蓮の隣りに座った

「香水、変えた?」

瑠夏匂い嗅ぎながら、答える

「変えた」

「この匂い好きかも。」

紅蓮を抱きしめ匂いを嗅ぎづつけた

「くすぐったい…瑠夏」

「はぁ、ずつとこれから一緒にいれるんだな。」

そう言うと頭を撫でてぎゅっと抱きしめる

「瑠夏…なんか、あった?」

「んんぅ、なんもねぇよ。」

「じゃ、疲れた?」

いつもと違うことを気に掛ける。

「紅蓮にはお見通しか…。」

「だって目が悲しそう。」

自分から紅蓮は瑠夏を抱きしめた。

「紅蓮、俺実はさ…母さんの再婚に反対でさ。母さんが好きな人だから好きにしたらいいけど俺は母さんのために、バイトしたりして頑張ってきたから。もちろん母さんから毎日お礼言われてる」

その言葉を聞いて紅蓮は頭を撫でた。

「うん、そか。お前はお母さん想いだな。俺にはお母さんもういないからわからなかったけれど、霧子さんがこれから、母さんになるのか思ったら俺も不安だった。瑠夏とは愛人なのに義理お兄ちゃんになるんだろ?愛人で義理の兄貴なんて複雑じゃん。」

「今の響き好きだけど、この関係見れたくねぇよな。内緒な」

触れるだけの口が重なり合う

「ん、内緒な。お兄ちゃん」

瑠夏は強く紅蓮を抱きしめて今日はもう遅くなったので

寝ることした

朝方になつて瑠夏が起きると、紅蓮は朝練だからもう部屋にはいなかった

瑠夏も大学行く準備をして、リビングに行くと

加無と霧子が起きてた

「おはよ。お兄ちゃん私先に行くね。」

そう言って加無は出ていった

「ん、行ってらしゃい。」

椅子に着くと霧子が朝食のことで聞いてきた

「瑠夏、今日はどっちがいいの?アサイ?それともコーヒーにしとく?」

瑠夏はいつも朝の気分でアサイかコーヒーかで飲みたいのが決まるため

毎回、霧子は聞いてくる

「今日は、アサイにする。ねぇ、母さん」

「わかったわ。ん?」

「俺もう、バイトとかしなくてもよくなったの?、母さんの役には立てなくなったの?」

「そんなことないわ。バイトはもう自分のお小遣い稼ぎでやりなさい?」

そう言いながら、アサイドリンクを渡した。

受け取ると一気に飲んで立ち上がった

「そか。わかった。もう行くね。

今日、夕飯は外で食べてくる。バイトで遅くなりそうだし。」

「わかったわ、いってらっしゃい瑠夏」

瑠夏はそう言って出て行くと、樹が起きてきた

「皆行ったか。」

「おはよ。樹さん、ええ行ったわ。今日お店行けないわね」

「いいよ。霧子さん…家事に専念して。もうずっと一緒なんだから」

そう言って樹は霧子を抱きしめた。

安心させるように

そのころ瑠夏まだ心が満たされないのか、

紅蓮に授業始まるが、連絡をした。

学校が終わったら、゛会いたい゛と。

朝から、瑠夏の連絡を見ると

直ぐに返事をした。

放課後になり、紅蓮と待ち合わせ場所に行く

霧子に言った

゛バイト゛は嘘だった。

辛すぎて初めて親に嘘を着いた

親の再婚が辛いものとは思わなかった。

待ち合わせ場所には紅蓮がもう居た

「紅蓮…」

「瑠夏、大丈夫?」

瑠夏は紅蓮を何も言わず抱きしめた。

「紅蓮…」

ここだと迷惑なため近くの路地裏に行った

路地裏で瑠夏を抱きしめた。

「瑠夏、大丈夫?」

「うん、大丈夫。ごめんな。」

「別にいいよ。親が再婚ってなったら誰でも不安だろ。」

「夕飯、外で食う言ってあるから一緒に食う?

バイトで遅くなる言ってある。紅蓮も遅いってわかってるしあの人」

そう言うとぎゅっと抱きしめて

「うん、いいよ。」

路地裏を出てると、如何にも弱そうな不良とぶっつかった

「いてぇ、そこの兄ちゃん骨折れたわ。どうしてくれんだよ。」

如何にも、技とらしいぶっつかり方とわかった紅蓮ニコッと

弱そうな不良に笑った

「何笑って…」

「そんなで折れるんだって思って弱い骨だなぁって」

そう言って目の色を変えて紅蓮は、その弱そうな不良を一発で蹴り飛ばした

弱い不良は紅蓮に謝って逃げって居た

「紅蓮、大丈夫?」

「んぁ?、大丈夫…別に。」

紅蓮は体は弱いが、喧嘩は強い方

だから紅蓮は恐ろしいと思う子がたくさんいる。

二人ファミレスに向かった

着くと。席に案内された

案内された席に座った

タブレット端末が席にあり注文を選ぶ。

「紅蓮なにする?」

「なにしようかな」

「払うからいいよ。なんでも」

「う~ん…じゃ、これにするわ」

紅蓮が選んだのは、ステーキだった。

「ミディアムがいい」

そう言って、瑠夏も同じにして

頼んだ

ドリンクはドリンクバーだ。

荷物を置いて取りに行く。

紅蓮はお茶を選んだ

瑠夏はコーヒーにした

しばらくすると、注文したのが来た。

  • 3
  • 0
  • 0

好きなことを 気まぐれにしています。 よろしくお願いいたします! 主に小説や夢語りです

作者のページを見る

寄付について

「novalue」は、‟一人ひとりが自分らしく働ける社会”の実現を目指す、
就労継続支援B型事業所manabyCREATORSが運営するWebメディアです。

当メディアの運営は、活動に賛同してくださる寄付者様の協賛によって成り立っており、
広告記事の掲載先をお探しの企業様や寄付者様を随時、募集しております。

寄付についてのご案内