性格
①活発で愛情深い
ターキッシュ・バンは活発で、遊び好きな性格をしています。
また、飼い主と家族に対してはとても愛情深い一面も持ち合わせています。
②飼い主に従順
飼い主には従順でしつけやすいのですが、リーダーシップのある相手に従事する面があるので、メリハリを付けてしつけしてあげることが大切です。
知能は高いので飼い始めた頃にきちんとしつけをしておけば、生活も楽になることでしょう。
③自由奔放
自由奔放で束縛を嫌う傾向が強いので「構い過ぎ」は禁物です。
飼育する際は自由に行き来できるスペースを広くして、気ままに過ごせるようにしてあげましょう。
また、野性の感覚が強く残っているせいなのか、抱っこされることや長時間の触れあいがあまり得意としていない子が多いようです。
長く一緒に遊びたい時は、「ボールや猫じゃらし」などの飼い主さんと一緒に遊べるおもちゃを使ってのコミュニケーションがおすすめとなります。
特徴
①体型
がっしりとした筋肉質です。
②体重
4~8㎏です。
③被毛タイプ
ミディアムで防水性に優れています。
④被毛カラー
白を基調としているが、耳の周りと尾にだけ模様があります。
ターキッシュ・バンは「丸顔と間隔の狭い三角形の耳・アーモンド形の大きな目」が特徴的な猫となっています。
体型は筋肉質なロング&サブスタンシャルで体重は4~8㎏程度で、成猫になるまでは3~5年ほどかかってしまいます。
セミロングの長さの被毛は防水性が高くて、直接皮膚に水が触れるのを防いでくれます。
「泳ぐ猫(別名スイミング・キャット)」として認定されていることが多いターキッシュ・バンですが、すべてのターキッシュ・バンが泳ぐのが得意ではないです。
中には泳げない個体もいるし、嫌がるターキッシュ・バンもいるので、水の中に無理やり入れるのはやめてあげましょう。
実際は、水をさほど恐れない猫が多いと言う程度の認識が正しいと言えます。
歴史
ターキッシュ・バンはトルコの山岳地帯で自然発生した猫種で、猫の中でも最古の一つだと言われているのです。
元々は、中近東で愛されてきたターキッシュ・バンでしたが、ヨーロッパ各地で知られるようになったのが20世紀半ば頃以降になります。
イギリスのジャーナリストとカメラマンがトルコのヴァン湖で泳いでいる猫を発見してトルコから母国に持ち帰り繁殖させたのをきっかけにターキッシュ・バンはヨーロッパで広く飼育されるようになったのです。
1970年代頃には、アメリカに渡って本格的に繁殖が行われたのです。
名前の由来
ターキッシュ・バンと言う名前は、トルコ東部のヴァン湖周辺で生まれたことに由来しているのです。
バン湖は、最初に猫種が発見された地域であり、その名前が猫種名にも用いられています。
つまり、「ターキッシュ(トルコの)」と「バン(ヴァン湖)」を組み合わせた名称です。
詳細
バンパターン
頭部と尻尾に色が入っていて、体は白と言う独特な毛色模様を指しています。