スバルの熱狂的なファン【スバリスト】とは
トヨタや日産、ホンダなどの各自動車メーカーがあるなかで、スバルでは熱狂的なファン(支持者)を【スバリスト】と呼ぶことがあります。
富士重工業株式会社(スバル)と水平対向エンジンについて
スバルは織機メーカーをルーツにもつトヨタや自動車メーカーとして設立された日産とは違い、大手航空機メーカーであった中島飛行機がルーツとされており、元々多くの軍用機を生み出してきた航空機、エンジンメーカーでした。
スバルが自社生産するモデルに搭載されてる「水平対向エンジン」は、飛行機づくりに培われた技術を活かし、安全性にこだわって開発されました。
スバルの水平対向エンジンについて
このエンジンは、クランクシャフトを中心に水平で左右対称にピストンを配置。エンジン高を低く抑えて低重心を実現できることや軽量でコンパクトな設計にできるなど、バランスがよく振動の少ないエンジンフィールや忠実なレスポンスにより気持ちの良いスポーティなドライビングを楽しめるという特徴があります。
なお、左右のピストンの動きがボクサーの打ち合いを連想されることから、「ボクサーエンジン」とも呼ばれています。
スバルはモータースポーツでもその名の地位を高める
世界ラリー選手権(WRC)では各国のクルマが集結し戦いが広げられれ、1993年にはトヨタが日本車として初のWRCを初制覇するなか、スバルは1995年にドライズバーズ、メイクスのダブルタイトルを獲得しました。
また、ドイツのニュルブルクで開催されてる24時間耐久レースでは2011年に〔202台参戦〕SP3クラスでクラス優勝(総合21位)、2012年〔171台参戦〕にも同クラスを連覇(総合28位)し、他のメーカーには引き取らない輝かしい歴史が残されています。そうした中でコアなファンとしてスバリストと言う言葉が生まれ、次第に認知されるようになったそうです。
スバルとスバルファンとの企画
2016年には、スバルとスバルファンが体験を共有し、交流を深める目的で滋賀県のキャンプ場で「スバルFAN MEETING」がおこなわれました。天体望遠鏡を作ろうといった子どもが楽しめる内容やスバル車の性能体験ができる大人が楽しむなど、幅広い層で楽しめるイベントになっていました。
ほかにも、雪上でのスバル車の性能を体感するべく、スキー場の来場客を乗せてゲレンデの急こう配の坂を上り下りする{ゲレンデタクシー}を開催しています。
以上スバルについて書きました。