好きな漫画(アニメ)

 TVアニメ「ばくおん!!」は、2016年4月から2016年6月まで全12話で放送されたバイク乗り女子高校生を中心に描かれたアニメです。原作となる漫画は、2011年より秋田書店が発刊する「月刊ヤングチャンピオン烈」にて連載開始されています。アニメ化に際しては、国内4バイクメーカーやイタリアのDUCATI,国内外のヘルメットメーカーなどバイク関連企業から協賛も多く、話題になりました。 

 物語は、丘乃上(おかのうえ)女子高等学校に入学した佐倉 羽音(さくら はね)が、バイクに乗って颯爽と眼の前を走り抜ける、同級生の天野 恩紗(あまの おんさ)と出会うことから始まります。

羽音は自分もバイクに乗りたいと、恩紗と共にバイク部に入部しますが、羽音は「免許って何?」と、運転免許の存在すら知らない始末…。

そんな羽音がバイクの魅力に取りつかれ、免許の取得を目指して教習所に通い出し、放課後や休日には仲間とのバイクライフが始まります。

ばくおん!!は数多くの実車バイクが登場するのも魅力の一つですが、作中ではどのようなバイクが登場しているのでしょうか。

登場人物(メインキャラ)

 佐倉羽音(さくらはね)CV上田麗奈

 本編の主人公。両親は渡米しているため一緒に住んでおらず、妹の由女の二人暮らしている。丘乃上女子高等学校の1年生でクラスはA組で性格は極めておっとりのんびりとしており、これまでバイクとは全く縁のなかった少女。登校初日に自転車通学途中の坂道でへこんでいるところバイクに乗った恩紗(おんさ)と出会ってことがきっかけとなってオートバイ免許の取得を決意する。教習所での教習車「ポン太」との出会いを経て、恩紗の家で買ったホンダCB400SFSPEC3(ピンク全塗装)に乗ることになった。使用しているヘルメットはSHOEIのJ-FORCEⅡで、CB400SF購入後に恩紗(おんさ)から借りたものをそのまましている。

天音恩紗(あまねおんさ)CV内山夕実

  羽音のクラスメイト。ウェーブヘアをリボンでまとめた明るく元気な女の子。ウェーブヘアを気に入っている。

 初登場時にすでに普通自動二輪免許を取得して、登校初日から通学にも利用しており、愛車はスクラップの車両をニコイチにしたヤマハ・セロー225Wだったが、事故で大破しヤマハ・WR250Xに乗り換えた(こちらもニコイチ)。ヘルメットは当初SHOEIのJ-FORCE IIを着用していたが、羽音に譲って(取られて?)からはZENITHのジェット型を着用している。バイクの知識が豊富で、バイクを愛するがゆえにバイクについては色々と一家言あり、ことあるごとにうんちくや格好良さそうなセリフを言いたがる(バイクに詳しくない読者に対しての説明役も兼ねている)。犬猿の仲である凜からは、天然パーマの髪型を揶揄され「モジャ」と呼ばれている。彼女の実家はバイク屋「ニコイチモータース」だが、故障車や水没車の販売、メーターの巻き戻しを恒常的に行うなど、激安だがかなり怪しい物も扱う正規代理店契約を破棄されたジャンク屋である。様々なバイク情報を紹介インターネット番組「感じてRIDE」を配信しており、「みるきぃキャンディ」という名で自らDJを務めている。

 *ニコイチとは二台の車(バイク)から一台のバイクを組み立てること

鈴乃木凛(すずのきりん)CV東山奈央

 羽音のクラスメイト。長い金髪を小さなベルが付いたヘアゴムでツインテールにしている。高校入学後、念願の普通自動二輪免許を取得。

幼いころから強い愛着を持っていたスズキ・GSX400カタナを父から譲り受けた。乗車時は常に(通学時でも) ピンク アーレン・ネスLS1革ツナギ(胸にスズキのロゴ付き)とARI製フルフェイス型ヘルメットを着用している。恩紗と同じくバイク、特にスズキに対しては相当な思い入れがあり、超がつくほどのスズキ好き。しばしばスズキをからかう恩紗とはムキになって言い争うが、スズキの話題を除けば基本的にバイク好き同士で気が合う。

幼少期の事故で飛ばされて、猛暑で焼け付いていたスズキ・カップチーノ(アニメ版ではスズキ・ツイン)のボンネットにお尻を押し付けてしまい、熱くなっていたスズキのエンブレムの火傷痕が左のお尻に残った。

来夢先輩(らいむせんぱい)/仮名:川崎来夢(さわさきらいむ)

 丘乃上女子高等学校のバイク部の先輩であり、バイク部の部長で3年A組、常にシンプルの白いヘルメット・スーパーバンディットを被ったまま決して脱がず、セリフを一言も発しない(筆談や他人による口話にて他者とのコミュニケーションは取っている)、謎だらけの存在。乗っているバイクはカワサキ・ニンジャZx-12R。以前はカワサキ・マッハⅣのほか、カワサキ・GPZ250Rを色違いで35台そろえたこともある。学園祭での校内レースではバイクではなくビッグスクーターのカワサキ・エプシロンに乗る。校長のたづ子が丘乃上女子高等学校の学生であった時からたづ子の先輩であり、バレンシアグランプリに参加していたレーサーたちからも先輩と呼ばれるなど、年齢や高校通学歴などが不明な点が多い。たづ子が学生だったころのバイク部では、来夢先輩がオートレースの勝車投票券で部費を稼いでおり、「バイクの目」を見ることにより勝車を見抜き荒稼ぎしていた。やがて学校一の資金力を蓄え、たづ子やアキナらとスポンサーなしでレーシングチーム「チームバージン」を結成した。

三ノ輪聖(みのわひじり)

 1年B組の生徒。黒髪の長いストレートヘアで細く白いリボンをヘアバンドのように結び、眼鏡を掛けている。財閥系企業「三ノ輪グループ」の社長令嬢。学校の成績は非常に優秀だが、性格や発想が少々奇抜。16歳の誕生日を迎えた際は引き起こしができず自動二輪免許の取得を断念代わりに原付免許を取得している。フロントカウルに牛の頭骨をあしらった補助輪付きのホンダ・スーパーカブを愛車とした。その後、自動二輪免許を取得し、スーパーカブから補助輪を外している。ヘルメットは、サイドカーに乗っているころは早川と共にゴーグル付きの半帽型を着用していたが、教習所を含め一人で乗車する際はmomo design製のフルフェイス型を着用している。

中野千雨(なかのちさめ)CV木戸衣吹

 「ちいさめ千雨」とあだ名を付けられるほど身体が小柄。また運動も不得手で走るのが遅い。コンプレックが多く、非常にネガティブで後ろ向きな性格。その一方で、小学生のころから参加しているバイクレースの大会ではポケバイやホンダ・NSF100を駆って連戦連勝を収めており、ライダーとして強い情熱を秘めている。プライドも高い。しかし標準的なシート高のバイクでは路面に足が届かないため、公道で乗れないことに劣等感を抱き、「バイクは公道で乗るものじゃない」と意地を張っていた。丘乃上女子高等学校に入学。バイク部員たちの説得により、自動二輪免許の取得を決めバイク部に入部。免許を取得。これまでNSF100しか乗ったことがなかったため、バイク部員たちに、どのバイクを買うか相談。「スクーターはバイクではないので公道で乗っていい」という自己解釈により、自宅にあったホンダ・PCX150で通学している。

 鈴鹿8時間耐久ロードレース

 本作とKTMジャパン、浜口レーシングがコラボレーションを組んで「KTM HAMAGUCHI BAKUON Racing」を結成、2013年7月28日に開催された第36回鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦した。車両はおりもとによる描きおろしデザインを販売。参戦した結果が予選51位、決勝36位でゴールを受けている。

翌2014年7月24日に開催された第37回鈴鹿8時間耐久ロードレースでも、KTM HAMAGUCHI BAKUON Racingとして参戦している。結果、予選58位、決勝52位、でゴールする。開催地の鈴鹿サーキットでは、描き下ろしのイラストが入ったTシャツやステッカーなどが販売され、公式ウェブショップでも販売されている。

 *興味のある方は2013,2014年鈴鹿8時間耐久ロードレースを検索してもらえりと実物がUPされてるのでご覧ください。

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こた爺

車、バイクの関連の動画を見ることが好きなので、気になったことを記事にすることが多いです。よろしくお願いします。

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