蓮馬に渡し終わると、自室に戻った。
「瑠夏、もう居たんだ。」
「居た。連馬くん喜んでた?」
「うん」
そう言って瑠夏の隣に座った
紅蓮が横に来る腰に手を添え抱き寄せ
紅蓮は瑠夏の肩に頭を乗せた。
優しく瑠夏は優しく紅蓮の頭を撫でた。
それに落ち着いて紅蓮はその場で寝てしまった。
瑠夏は起こさないように紅蓮をベットに寝かせた。
自分も隣で寝た。
朝になり今日は紅蓮の最後の文化祭
そのためか紅蓮はいない。
今日は紅蓮の文化祭に行くため、大学は休んだ。
支度して、紅蓮の学校に向かって行った
そのころ紅蓮は、リハーサルしてた。
色々慎重にメンバーに注意しながら、リハーサルしていく。
ひとつの心配はリハーサルでは失敗しない我夜蛾だ
「本番大丈夫か?」
「うん、わかんない。ミスったらごめん」
「いいよ。こっちこそ終わって怒ったらごめん」
紅蓮はいつも先に謝ってくれる。
「うん、本番に弱いオレが悪いから」
我夜蛾は朝から弱気だった。
「朝からどうした?」
紅蓮が我夜蛾の顔を覗き込み答えた
「なんか、緊張してきてさ。」
「大丈夫だよ。我夜蛾ならできる」
応援しながら、紅蓮は頭を撫でた
数時間後_____。
本番がはじまった。体育館楽器音と歌声が鳴り響く。
演奏が終わると部室に戻る
「紅蓮、今日俺。ミスってないよな?」
「ミスってないよ」
「よかった」
我夜蛾は安心した
「ここからは自由時間な」
そう言うと紅蓮は瑠夏のところに行き
紀鵺は生徒会に向かっていた。
紅蓮は瑠夏と合流した
色んな屋台が並ぶ
その中を瑠夏と歩いた
手を繋いで歩いた
「瑠夏行きたいところある?」
「ん~紅蓮のおすすめなところいきたいなぁ」
「俺のおすすめ?」
「じゃ、俺のクラスの出し物に行く?」
瑠夏が頷くと自分のクラスに行った
紅蓮のクラスは喫茶してた。
出している喫茶のスィーツは家庭科部の女子が作って教室まで持ってきたらしい。
人が今足りないとかで紅蓮は手伝うことになった
執事服で戻ってくると女子に囲まれた
そのおかげで店に人が来た
売り上げは学園内で競い合うことになっている。
時間が過ぎて文化祭のクラスの出し物の売り上げ順位が発表された。
司会者が順位を発表していくいよいよ一位の発表だ
一位はダントツ紅蓮のクラスだった
二位は涙のクラスだ。
「紅蓮のクラス凄いな?」
そう瑠夏が言うと紅蓮はニコッと笑って答えた
「当然だろ?、瑠夏このあとから花火上がるってどうする?」
「見たいけど、紅蓮見れるの?」
「見えるけど…」
「じゃ、一緒にみよ?」
「いいよ」
そう言うと屋上に向かった
屋上には、カップル居て加無と涙も居た
真葵と紀鵺もいた。
花火が上がった。
「紅蓮、綺麗だね?」
音が大きく紅蓮は聞こえてなかった。
「聞こえてないか・・。」
そう言うと紅蓮の手を握った。
紅蓮もそれには気づいたのか、握り返した
それにホッとした。
花火が終わり、見てた人達は屋上から出ていく
「紅蓮」
瑠夏が、呼んだ。
「何?」
「花火綺麗だったね」
「ん。綺麗だった」
ニコッと紅蓮は笑った。
「お前は可愛いよ」思わず抱きしめた。
「瑠夏、ここ学校」
「わかってる、この後は何もしないから」
そう言うと紅蓮を離した
「ごめん、紅蓮」
「いいよ」
そう言うと、屋上から一緒に降りて行った。
「俺片付けあるから、先に帰ってて?」
「わかった」
そう言うと紅蓮は教室に行った
教室に来ると紀鵺がいた
「紀鵺、生徒会は?」
「俺のやる事が終わったからここに来たんだ」
「そか。終わったら、一緒に帰れる?」
「もちろん」
そういうと片付けを始めた
それぞれ違う場所を片付けてた
片付け終えると皆帰っていく
紅蓮と紀鵺も一緒に帰ってた
家が近いなると手を振った
家に着き部屋に行くと、瑠夏がPCで
自分の課題をしていた。
「瑠夏、ただいま」
「おかえり、紅蓮」
そんな締め切りない課題なのか直ぐに課題を止めて
紅蓮を抱きしめた
「瑠夏、もしかしてさみしかった?」
「少しね」
そう言われて紅蓮は抱きしめた。
「少しなわけないでしょ?」
「そうだよ。少しのわけない紅蓮がいなくてたくさん寂しかったよ」
「素直じゃん。ごめんね」
頭を優しく撫でて瑠夏を甘やかした。
「紅蓮の胸の中落ち着くね」
「そう?」
そう言いながら、ぎゅっと密着した
「うん、紅蓮は可愛いもあるしかっこいいもあるね」
「急に何言ってんだよ。」
「それだけ、紅蓮に俺は惚れてんだよ」
その言葉キュンとさせて
頬を染めた
「そんな、褒めないでよ」
「照れてる姿かわいい」
紅蓮は耳まで赤くさせた。
瑠夏そのまま頭を撫でた。
時間が過ぎ寝る時間になり、ベットへ
紅蓮を連れていく
一緒にベッド入って寝た
朝になり、紅蓮と一緒に起きた。
一緒にリビングに行った
今日は紅蓮は文化祭のふり返り休日らしい。
瑠夏は大学がるため、紅蓮は瑠夏を見送った
紅蓮は、見送り部屋に戻ると二度寝した
昼頃になり、スマホが鳴り目を覚ました。
寝起きで電話に出ると、伊央だった
今から会いたいという内容だった
ため、支度して出ていく
待ち合わせ場所に着くと伊央が居た
「ごめん。遅くなって」
「大丈夫」
ショッピングモールに入った
伊央と一緒に服とか見た。
「伊央その服似合うね」
「そうかなぁ。買おうかな」
紅蓮が選んだ服を手に取った