材料(2人分)
そうめん(乾麺)200g トマト1個 きゅうり1本 オクラ3本(または冷凍) かに風味かまぼこ6本
錦糸卵40g A(水150㎖ 麵つゆ50㎖ ごま油小さじ2)
作り方
1、トマトときゅうりは皮付きのまますりおろしたら、それぞれのザルに上げて水気をきります。
オクラは1分ほど茹でてあら熱を取り、幅7~8㎜の輪切りにします。カニカマは手でほぐします。
Aは混ぜておきます。
2、そうめんは、袋の表示通りに茹でたら、冷水で洗います。水気をきり、カニカマを加えて混ぜたら、器に盛ります。
3、Aをかけ、錦糸卵と1のトマトときゅうりを乗せ、オクラをのせます。
コツ・ポイント
トマトを1個使うと、トマトの汁がたくさん出るので注意してください。
トマトは半分だけ使った方がいいです。
日本 そうめんの歴史
そうめんが誕生したのは、およそ1700年前ほど前の中国・魏の時代とされており、日本では奈良時代には遣唐使が中国から持ち帰ったと伝わったとされています。
当時は「索餅(さくもち)」と呼ばれ、餅米の粉を細かく伸ばし、捻り合わせたお菓子の一種がそうめんの原型とされています。
詳細
起源
そうめんの起源は、中国から伝来した「索餅」と言うお菓子になります。
奈良時代
遣唐使によって日本に伝わりました。
索餅は宮廷や貴族の間で珍重されました。
平安時代
索餅は七夕の儀式で供物として用いられ、疫病除けの力があると信じられていたのです。
鎌倉・室町時代
禅宗の僧侶によって、現在のそうめんの製法に近いものが伝えられています。
江戸時代
製粉技術の発展や、七夕にそうめんを食べる習慣が広まり、庶民の間でもそうめんが食べれるようになったのです。
現代
そうめんは、夏の風物詩として、日本各地で様々な種類を作っています。
キーワード
索餅
そうめんの起源とされる中国のお菓子で、小麦粉を縄状にして油で揚げたものになります。
遣唐使
奈良時代に中国と日本の交流を深めた使節団で、索餅を日本に持ち帰ってきました。
七夕
そうめんが七夕の行事食として食べられるようになったのは、索餅にまつわる伝説が由来となります。
手延べ
そうめんの製法の一つで、生地を熟練の技で丁寧に引き延ばすことで、コシのある麺を作っています。
損保乃糸(いぼのいと)
播州地方(兵庫県)で作られる手延べそうめんは代表的なブランドです。
三輪そうめん
奈良県三輪地方で作られている手延べそうめんが発祥地の一つとされています。