【ニュージーランドの留学経験】①

2019年 12月下旬、当時、学生だった私は、オセアニア州にある【ニュージーランド】の都市の中心部、

「オークランド」という街で、1週間の【語学留学】を経験した。

本来ならば、【1ヶ月】の語学留学の予定だったが、自身の体調面と精神面が限界を尽きてしまい、

語学学校の日本人の先生も、日本に帰国して、体調を安定させた方が良いと判断した。

よって、私は1週間の【語学留学】の幕を開けることとなる。

東京から【オークランド】行きの国際線の飛行機へ搭乗して、約10時間以上、機内で過ごす。

搭乗してから、数時間後、機内食が順番に配られる。

初めての国際線の機内食は、国内線の機内食と変わらず同じで、とても美味しかった。

食事をしたり、映画を観たり、寝たり、音楽を聴いたりしていると、

いつの間に【オークランド】の空港に到着した。

飛行機の機内から、降りた瞬間から、日本とはまた違う【空気】を即座に感じた。

空港から海が近いのか、少し潮の香りと、地面からの独特のコンクリートの香り、遠くからの大地の草原の香り

などが鼻腔を通り、脳内に衝動が突き走る。

これまでの自分の人生の中で、経験したことのない未知の【香り】だったのを現在でも鮮明に憶えている。

明らかに、その【香り】は、人生の中で「貴重」だった。

入国審査と荷物検査が済んだ後に私は、早速、自宅から持ち込んできた財布を取り出し、

日本の硬貨と紙幣を【ニュージーランド】ドルへ換金した。

【ニュージーランド】ドルは、赤、緑、オレンジなど様々な色の「紙幣」が存在する。

【ニュージーランド】の「硬貨」は、日本とは違った質感や絵柄、文字などが印字されている。

【ニュージーランド】の硬貨と紙幣に換金後、早速、自分のスーツケースをレールから受け取りに行く。

無事、自分のスーツケースを確保できた後、私は「オークランド」の空港を後にする。

重量の大きなスーツケースと荷物を抱え、日本人の「語学学校の職員」さんに車で、

私が1週間、お世話になる【ホストファミリー】さんのお宅のもとへ、送っていただいた。

数十分後、遂に、【ホストファミリー】さんのお宅のもとへ辿り着いた。

私は、「日本人の語学学校の職員」さんと一緒にドアに向かう。

チャイムを鳴らし、しばらく経つと、【ホストファミリー】さんがお出迎えをしてくださった。

「日本人の語学学校の職員」さんに、【ホストファミリー】さんへ様々な説明をしていただいた後、

職員さんは、再び車で職場へ戻っていかれた。

私は、大きなスーツケースと大量の荷物を抱えながら、お宅にお邪魔させていただく。

リビングを通り、まず初めに【ホストマザー】さんに私がお借りする部屋を案内していただいた。

そこのお部屋は、カーテン越しから日差しが暖かく当たり、全体が白色を基調としたお部屋で、

壁には、ホストマザーのお子さんが数あるコンテストやイベントで、

優勝、賞などを獲得したフラッグや特典などが、飾ってあった。

私は、荷物を床の端や机の上に置き、スーツケースをお部屋の中心に置いて、必要な物を中から、

探して取り出していく。

「充電器」、「筆箱」、「ノート」、「日本からのお土産」などを取り出した。

まず、「充電器」、「筆箱」、「ノート」を机の上に置き、次にホストファミリーさんへ、

「日本からのお土産」をプレゼントするためにリビングの部屋に移動する。

私は、包み状の箱の「日本のお菓子のお土産」をホストファミリーさんへ、お渡しした。

すると、ホストファミリーさんは、可愛らしい笑顔を見せてくれた。

ホストファミリーさんは、私に「Thank you.」と仰ってくれた。

ホストファミリーさんに喜んでいただいて、私はとても嬉しかった。

お部屋で寛いでいたり、携帯で語学学校の行き方のルート、語学学校の入室の受付方法、

オークランドの魅力的なお店などを探していたら、時間は、いつの間にか、夜になり、晩ご飯の時間になった。

ホストマザーさんが心を込めて作ってくださった、「外国のチャーハン風ライス」をいただいた。

ライス(お米)は、日本のお米とは食感が違っていて、ニュージーランドのお米の見た目は、「細長く」、

食感が「軽やかでパラパラ」していた。もちろん、味も美味しかった。

お食事をご馳走いただいた後、私は自分がご飯をいただいたお皿を皿洗いした。

留学期間中、私は食事を終えた後に毎回、自分が食べたお皿を自分で洗うようにしていた。

少しでも、ホストファミリーさんへの負担を少なくしたかったので、【お手伝い】を頑張った。

次は、「シャワー」を浴びるためにバスルームへ移動する。

ホストマザーさんから、シャワーの時間は15~20分までとご報告をいただいた。

私は、その時間内でシャワーを浴びることにした。

ボディソープやシャンプーなど、全ての甘い香りが漂ってきて、リラックスをすることができた。

約15~20分後、私はバスルームから出て、自室で髪を乾かした。

ドライヤーは、自宅から持ってきた自分の家のドライヤーだ。

しばらく経ち、髪が乾いた後は、髪をクシで乾かす。

遂に、留学2日目から、夢の一つであった、【語学学校】へ1週間、通うこととなる。

明日に備えて、遅刻や寝不足にならぬように、早めにベッドで眠る。

翌朝、遂に【留学2日目】となった。早朝、私はベッドから起き上がり、

まず、洗面台で洗顔を始めた。その後、リビングルームへ移動して、ホストマザーさんが用意をしてくださった、

食パンを自分でトースターに入れて、焼いていく。

焼き上がり後、机に置かれているジャムやバターを食パンに塗っていく。

出来上がったトーストは、とても美味しかった。ジャムもバターもしっかり味が付いていた。

朝食後、私は歯磨きをして、着替えを始める。

私が語学留学をした時期は、ニュージーランドでは【夏】の時期だった。日本とは、真逆の季節になる。

そのため、自宅から夏用の服を複数、持ってきた。私は、早速、半袖とズボンに着替える。

次に、語学学校に行くための準備を始める。鞄に筆記用具、ノート、財布、携帯電話、お弁当、

ハンカチ、ティッシュなどを入れていく。準備が終了後、私は外へ出て、歩いてバス停まで向かう。

オークランドのバスの乗り方は、事前にネットで調べたりして、予習をしておいた。

オークランドのバスでは、【交通カード】を用いるのが主流だ。

私は、初めてのオークランドのバスにとても緊張しながら、バス停に着いた。

数十分後、複数のバスがこちらに向かってきた。私は、事前に自宅でメモした紙を見ながら、

自分が乗車するバスを探す。

初めての国、普段は慣れていない言語、日本とは異なった公共のルール、全てが初めての体験だ。

全身の血が心臓に集まり、鼓動が早くなり、心臓がとても緊張してきた。

メモの紙を見て、乗車するバスを探しても見つけることができない。

私は、ちょうど目の前に停車していた1台のバスに手を振り、合図を送った。

すると、バスから1人の女性のスタッフさんが降りてきてくださった。

私は、勇気を振り絞って、英語で【こちらのバスは~の街まで行きますか?】と質問をすることにした。

緊張と焦りでなかなか、スタッフさんに質問をすることができない。

私は、しどろもどろになりながら、慌てて、慣れない口調で英語で質問をしようとしたが、

なぜか正確に言葉に発することが出来なかった。やがて、スタッフさんはバスの中に戻ってしまい、

そのバスは行ってしまった。カタコトの英語でも構わないから、私はスタッフさんへ質問をしたかった。

少し悲しみと後悔があるが、ここはネガティブの感情を抑えて、再び、スマホや地図、バスの時刻表を見て調べる。

様々な方法で調べながら、各バスの上の看板に目的地が記載してある名所を見て、私が行く目的地を探している。

しばらく経ち、遂に目的地に向かうバスを見つけた。バスのドアが開くと、私はバスに乗り込んだ。

早速、バスの交通カードを機械にタッチして、次に席に座る。

私は、1階の席に座り、目的地までの道のりを窓越しで眺めながら、着くまで待った。

バスは、目的地の停車位置に着き、私は再び機械に交通カードをタッチして、バスを降りた。

ここから、徒歩で語学学校まで向かう。再び、スマホを取り出し、語学学校までの道のりを調べる。

Googleマップで道のりを調べたが、初めての街で見知らぬお店や異国の空気感により、

なかなか正確に経路を読み取ることができない。何度もマップを見ても、理解ができなかったため、

私は街の人々に経路を聞くことにした。スマホのGoogle翻訳で【こちらの語学学校までの経路をご存じですか?】

と質問をした。約5~7人の人々に質問をしたが、全員、曖昧な感じでご存じでなかった。

私は、最終手段で【語学学校の日本人の先生】へ電話で連絡を取ることにした。

私は、語学学校の電話番号へ電話を繋げた。緊張しながら、受信していただくのを待つ。

数秒後、最初に受信をしていただいたのは、外国人の先生だった。

私は、外国人の先生に英語で【日本人の先生と通話を代わっていただいても宜しいでしょうか?】と伝えた。

私が伝えた英語の質問は、嬉しいことに外国人の先生へ通じたようで、その外国人の先生は、

日本人の先生と通話を代わっていただいた。数十秒後、日本人の先生が日本語で言葉を発してくださった。

私は、日本人の先生に【今、語学学校への道のりに迷っていて、どの手段を用いても辿り着けそうにありません。】

と、通話越しに伝えた。その後、とある女性の1人の日本人の先生が私に道案内をするために、

こちらまで、わざわざお迎えに来てくださることになった。私はとても安心した。そして嬉しかった。

数十分後、女性の日本人の先生がこちらまで来てくださった。私は、咄嗟に先生にお礼を伝えた。

早速、私と先生は、一緒に語学学校まで徒歩で向かうことになった。

その日本人の先生は、とても穏やかで心優しく、寛大な方だった。

先ほど、私が抱えていた不安がまるで嘘のように、静かに去っていった。

適度に程よい距離感で先生と一緒にお話ししながら、歩き、私達は少しずつ打ち解けていった。

数十分後、遂に目的地の語学学校へ着くことができた。日本人の先生には、本当に感謝しても感謝しきれない。

私は緊張しながら、ロビーに入室する。目の前に受付があるので、私は生徒手帳や大事な書類などを提出した。

受付の手続きが終了すると、私は先生と一緒に授業部屋に向かう。

授業部屋には、世界中から集まった、様々な国籍や年齢の生徒の方々がいた。

私は、頬を赤らめ、体温が上昇したまま、心臓の鼓動が速く波打つ。

先生と一緒に授業部屋に入室すると、私は長いテーブルの目の前にある椅子に腰を掛ける。

すると、一緒に入室をしてくださった先生は、授業部屋を離れた。

数分後、教室での、とあるイベントが開始した。私は、緊張しながら静かに耳を澄ます。

初めに、教室の皆で、【自己紹介】をすることになった。先生から全員の生徒たちまで皆、

それぞれ【自己紹介】を始めていく。

自分の番が来た時、私は不安と焦りが募ったまま、簡潔な英語で自己紹介を始めた。

まだ、不慣れな英語で自己紹介をしてしまったが、自己紹介が終了した後に、皆は拍手をしてくれた。

その瞬間、私は心臓の鼓動が緩やかになっていき、赤らんでいた頬も少しずつ正常の頬色に戻ってきた。

全員の生徒の方々の自己紹介が終了後、次に先生達の自己紹介が開始した。

生徒の方々と先生の方々の自己紹介が終了すると、私と生徒の方々は次に、とある授業部屋に移動した。

皆、それぞれの席に着席して、数分後に授業が開始した。

その授業では、各個人の席にパソコンを用いて、パソコンを利用しながら、授業を行った。

記事や情報を用いて、授業を進めていく。しばらく経つと、隣同士の方々とペアになり、相談会を開始した。

当時、私は初対面の方とお話をするのは、本当に緊張した。だが、ペアの方は私の事を警戒したり、

嫌悪したりせず、親切に心優しく接していただいた。

私は、その心優しい姿に尊敬と嬉しさと憧れを抱いた。

私は、緊張しながらも、最後まで相談会に勇気を出して、頑張った。

暫く経ち、パソコンでの授業が終了した。途中から、授業の内容が難しくなり、混乱をしてしまったが、

授業の最後まで、やりきることができた。

次に、お昼休憩の時間になった。生徒の方々も先生の方々も、皆、ランチを食べることになった。

私は、席に座り、テーブルにランチを置き、ランチの袋を開けた。

ランチの食べ物は、ホストマザーの方に作っていただいた【手作りハンバーガー】だ。

野菜とパンの相性も良く、パンの食感も程よく、とても美味しかった。

ランチを食べ終えた後、私は席を立ち、再び生徒の方々用の待合室に向かった。

午後からのスケジュールは、皆で【アクティビティ】活動を実践する。

私は、【アクティビティ】の活動をとても楽しみにしていた。

皆、外に集まり、参加する方々の全員が集合できた後、私達は【アクティビティ活動】を実践する目的地へ向かう。

数十分後、私達は、【アクティビティ活動】の実践場所へ辿り着いた。

こちらの【アクティビティ活動】の実践場所では、皆でタワーの最上階まで昇り、景色を見渡せる窓ガラスのフロア

までやってきた。そこでは、ルームが広々く、オークランドのビルが立ち並ぶ、都会の風景と透き通る、

湖の美しい風景が視界に広がった。

私は、その景色を見た瞬間、景色に心を一瞬のうちに奪われた。

しばらく私は、その景色を見渡した後、次に別の角度から見渡すことができる景色を見るために、

その場所へと向かった。

その場所では、都会の仕事場でのビルや美しいビルのような景色とは、また違い、

鮮やかな緑色の草むらが広がっていた。

また、透明のように鮮やかに光っていた水色の美しい湖も、私の視界に広がっていた。

私は、その美しい景色をしばらく眺めていると、アクティビティ担当の先生が生徒さん方々を、

呼び込み始めた。

私と生徒の方々は、先生が進む道を辿り、語学学校へ戻ることにした。

私、先生、生徒の方々は、語学学校へ戻ると、皆は次々と、帰りの準備を開始した。

先生と皆で帰りの挨拶をした後、私と生徒の方々は、一斉に教室を出て、

それぞれのホームステイ先や寮、お友達の家などに帰っていった。

私は、ホストファミリーさん達がいらっしゃるお家へ向かうために、バス停まで徒歩で歩いていく。

数十分後、バス停へ着き、私はバスが来るまで、数十分、待った。

しばらく経つと、バスが時間通りにこちらへ来てくださった。

私は、バスへ乗り、席へ座った。

数十分後、目的地のバス停へ着いた。

私は、徒歩でホストファミリーさんのお家へ向かう。

数十分後、ホストファミリーさんのお家へ着いた。

今日は、体調面も精神面も、とても疲労してしまったので、

今日は真っ先に、安静にベッドで眠ることにした。

-【ニュージーランドの留学経験】②へ続く-

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Jayden

初めまして、こんにちは!Jayden/ジェイデンと申します。 食べること、絵を描くこと、ギターを弾くこと、音楽を聴くこと、テレビや映画を見ることが大好きです! 好きな食べ物は、梅干し、明太子、うどん、ラーメン、あたりめ、おつまみの食べ物が大好きです! どうぞ宜しくお願い致します! ジェイデン/Jayden

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