今までイラストの投稿しかしませんでしたが、今回は自分が普段やっている耳コピの楽しみ方について語ろうと思います。自分がやっている耳コピとは市販の音楽を聞いて、それを譜面におこして、パソコンで鳴らすことです。パソコンで音楽を作ることはDTM(デスクトップミュージック)といい、DTMの魅力は楽器が弾けない人でも楽器を鳴らして楽しめることにあると思います。今から耳コピの流れについて紹介したいと思います。
- 好きな音楽を用意する
まず耳コピしたい音楽を用意します。CDから持ってきてもいいですし、今はストリーミングサービスが発展しているのでそこからダウンロードしてもいいです。自分はアニソン(アニメの曲)が好きなのでアニソンメインです。まず始めは楽器数が少ないもののほうが耳コピしやすいと思います。自分もそうです。
2.音源分離サービスを利用し、用意した音源を各楽器のパートに分離する
音源分離サービスはMVSEPというサイトがあり、検索すれば出てくる思います。このサイトでは音源をアップロードすると音源を各楽器のパートに分離してくれます。無料のものでも充分品質がいいです。今は技術が発展しているのでこういうものは利用したほうがいいと思います。耳コピをしているとわかるのですがいろいろな楽器が重ねて鳴っているので聞き取りにくいですが、このサイトでは楽器を分離してくれるので格段に聞き取りやすくなります。
3.音楽をソフトに読み込む
wavetoneというソフトがおすすめです。このソフトでは音楽を読み込むと音階を画面に表示してくれます。イコライザー(音域を調整する)もついています。イコライザーを使うと高い音だけを聞くことや低い音だけを聞くといったことができます。再生速度変更機能もついています。早いアルペジオもゆっくり聞くことができます。
下はwavetoneの画面です

4.音楽を楽譜に移す
最後は音楽を楽譜に写します。Dominoというソフトがおすすめです。シーケンサーの音源は無料のMicrosoft純正のものが最初から搭載されていますが、音がよい有料のものがおすすめです。Dominoを使って、音源を聞こえた通りにシーケンサーに打ち込みます。最初はドラムやベースから打ち込んだほうが自分的にはやりやすいですが、個人差があるのでやりやすい方法が一番だと思います。コードやスケールを意識して打ち込むとまとまりができると思います。現在はAIのボーカルであるVOCALOIDやSYNTHESIZER Vというソフトで歌うこともできます。
下はdominoの画面です

以上が普段自分がやっている耳コピの紹介でした。最初は音が少なく寂しい感じでも、音が増えてくるとにぎやかになります。根気がいる作業だけに完成した時は達成感があります。今は有料音源が高品質になり、うまくやると原曲と遜色なくなります(自分はそのレベルには達しないですが)。アレンジする人もいますが、自分は原曲に忠実にコピーする派です。原曲をコピーしてなぜ楽しいか思う人がいるかもしれませんが、カラオケみたいにキーを変えたり、AIに歌ってもらったりすることができます。DTMの一部である耳コピは、楽器が弾けなくても楽しむことができます。読んでいただきありがとうございました。