教室に着くと、席に着いて前の紀鵺に話しかけた
「なぁ、紀鵺」
「どうした?」
「詩、見て?」
「いいぞ。」
紅蓮は紀鵺にスマホで詩を見せた
「今回は随分と悲しげだな。」
「そうかな。歌にはまだしなくていいけど…」
「もっと修正でもするのか?これで十分だろ。」
「いや、紀鵺に感想聞いてから、修正しようかなと。」
「しなくてもいいと思うぞ?」
そういうと納得した紅蓮は笑った
「よかった。じゃ、修正は良いか」
「精神には影響ないよな?」
詩が暗かったので紅蓮は心配した。
「大丈夫ないよ」
「よかった」
昼休みが終わるチャイムが鳴った。
午後の始めの授業は国語だ
担当は担任の平木先生
「さぁ、授業始めるが、今日は小テストする」
そう言うと全員文句を言わずに従った
全員が従ったをを確認して平木は、全員のタブレット端末に小テスト用紙を送った
「カンニングせず、タッチペンで打ち込め?時間はチャイム鳴るまでだ。よし!始め」
合図ともに全員始めった。
タブレット端末の書く音が鳴り響く。
平木はカニングしてないか生徒の席の間を歩く
出来た子は伏せていた
紅蓮も紀鵺も出来たのか、伏せていた。
終わりのチャイムが鳴り
「はい!終了。問題用紙送れ」
平木の掛け声を聞くと、全員が平木のタブレットに問題用紙を送った。
「もう終わりだから、ホームルーム始める。大まかなお知らせはない。皆気付けて
帰るように。では」
そう言うと、平木は教室から出て行った
教室では、帰る生徒と、部活をする生徒が居た。
紅蓮は紀鵺と鍵をもらいに、職員室に向かって行く。
職員室に着くと、先生を呼んだ
「ヒラ先、鍵くださ~い。」
紅蓮がそう言うと、平木は部室の鍵を持って
紅蓮に渡した
「ほら、頑張れよ」
「はぁい、」
そう言うと、紅蓮と紀鵺は部室に向かって行った
部室に着くと蓮馬と颯が居た
紀鵺が見て言った
「流石、一年早いな。」
紅蓮が鍵を開けると、三人は中に入った
「そうですか?。失礼します」
暫くして、我夜蛾たちも来た。
「全員来たな…」
「紅蓮、今日は何すんだ?」
「とりあえず個人練習で。我夜蛾と涙一年にギター教えてやって?蓮馬は俺と
歌と、ベースの練習」
それぞれの割り振りを紅蓮が言うと
それぞれの割り振りに着いた。
数時間練習して、部室の終わる時間になったので
皆帰っていく紅蓮と紀鵺は鍵を閉め
職員室に鍵を返しに行った。
「ヒラ先、鍵返しに来た」
そう言うと、平木が来て鍵を受け取った
「報告は?」
「今日は一年に教えてました。大まかな内容は、平木先生のメールに送りました。」
紀鵺が丁寧に報告した。
「わかった。」
そう言うと、職員室を出て行くと
帰って行った。
帰えり道を歩いていると、瑠夏も丁度帰る頃だったのか出くわした
「紅蓮も今帰り?」
「瑠夏も?」
「そう」
瑠夏ともに家の中に入り。
一緒に自室に行った
「紅蓮、お疲れ今日も疲れたでしょ。」
「まぁまぁかな、小テストで疲れたかな」
紅蓮を瑠夏は抱きしめて癒した
「瑠夏は疲れた?」
「疲れた。俺ね、バイト辞めた」
「え?まじ?」
その言葉に驚いて聞き返す
「まじ、辞めた。する意味無くなったし」
「自分の小遣い稼ぎじゃねぇの?」
「小遣いあるしだから大丈夫、母さんの為だったし」
紅蓮は抱きしめて頭を優しく撫でた
「ありがとう、紅蓮」
「いいえ、お前は俺いないとダメだし…」
「よくわかってるな」
「そりゃあ。わかるだろ…」
優しく紅蓮は頭を撫でた。
夕飯になり呼ばれた
今日は6人全員揃って居た。
学校のことか話して夕飯を終えた
自室に戻るとお風呂の準備をした
今日は一緒に入ることにした。
一緒に風呂場に向かって。
「一緒に入るの初めてだね?」
「確かにな…」
「変な?ことしなきゃ別になにしても特に大丈夫だし。」
「なんもしないよ。」
そう言うと、一緒に入り
お風呂を出た。
拭いて自室に向かう二人。
布団入ると、紅蓮は疲れたのかすぐに寝てしまった
瑠夏はそんな紅蓮にお布団かせ付けた。
紅蓮の頭を撫でてそのまま瑠夏も寝た。
紅蓮と休みが重なったら何をするか考えながら
瑠夏は目を閉じた。
そうすればいい夢が見れることを願って
朝になると、瑠夏が先に起きて
紅蓮を起こした
「紅蓮、今日朝練はないの?」
「ううん、ない。今日土曜日…もうちょい寝る」
そう言うと、また寝てしまった。
「今日は土曜日か…」
瑠夏は目が覚めた為、起きて
大学の課題をやり始めた。
紅蓮はぐっすり眠ってた。
部屋には、pcの音が鳴り響く
数時間後紅蓮が起きた
「瑠夏?」
集中して瑠夏は聞こえてなかった。
「ねぇ、瑠夏…」
隣に座って瑠夏を叩いた
「あ!、紅蓮?起きたんだ」
「起きた。」
「ごめん、集中してた」
瑠夏は紅蓮を抱き寄せて答えた。
「大丈夫。課題はいつまでなの?」
「明日までかな。あとちょっとで終わるから」
「じゃ、今日しちゃってよ。」
「いいの?」
「いいよ。いつでも待つし」
「じゃ、ちゃちゃと終わらすな?」
そう言うと瑠夏は課題に集中した。
その間、紅蓮はスマホ触ってた
数時間後、瑠夏の課題が終わった
「紅蓮、終わったよ。どこか行く?」
「今日は、家にいたい」
「そか。じゃ、家に居ようか。」
そう言うと今日は家で自由に過ごした
「紅蓮、…なんの夢見てた?」
「夢?ん~、特に変な夢は見てないかな。気になるの?」
「気になる。」
「ん~、バンドでワンマンライブした夢」
「凄い夢じゃん」
「いつか夢じゃなくて、現実にしたい。将来の夢が俺そういうのだし」
「いいじゃん。それ。」
「うん、瑠夏を一番最初のファンにしてやるよ。」
「ふふっ、ありがとう」
時間が過ぎ夕方になった。