沖縄県伊江島で戦争が終わった事を知らず生き抜いた二人の兵士の実話!!木の上の軍隊

本当の実話!!バリバリ軍人と現地調用兵の二人が終戦を知らず木(ガジュマル)の上で生き残った。

あらすじ

沖縄・伊江島で日本軍は米軍との激しい交戦の末に壊滅的な打撃を受け、ベテラン兵士の「上官」こと山下一雄(堤真一)と地元・伊江島出身の若い志願兵の「新兵」こと安慶名セイジュン(山田祐貴)は敵の激しい銃撃の中で追い詰められやっとのことで森の中に逃げ込み、大きなガジュマルの木の上へと身を潜める。太い枝に葉が生い茂るガジュマルの木はうってつけな隠れ場所となり、木の下には仲間の死体が広がっていき、遠くの敵軍陣地は日に日に拡大していく。連絡手段もなく、援軍が現れるまで耐え凌ごうと2人は終戦を知らぬまま2年もの間木の上で2人きりの“孤独な戦争”を続け、やがて食料がつき心労も重なった時に2人の意見の対立が始まる。

堤真一と山田裕貴が描く実話劇!必見!

この作品は実話を元にした作品である。さて?この作品の舞台となっ伊江島とはどこにあるのか?沖縄本島の左に伸びた部分地図上でいえば美ら海水族館から見える島太平洋戦争時伊江島補助飛行場を作るために現地の住民と日本軍が多くの犠牲になった場所である。玉砕という名の殲滅、太平洋戦争)にて、昭和18(1943)年に飛行場建設計画にあげられ、延長1,800m幅員300mの滑走路の建設が決定され、建設が始まり、1944年9月に完成。昭和19(1944)年10月10日から南西諸島一帯での米軍の空爆が始まる。空港はほとんど使われることもないまま、1945年3月米軍に奪われることを懼れて、破壊命令が出される。激しい艦砲射撃の後に昭和20(1945)年4月16日に米軍の上陸作戦が開始された。日本軍の根こそぎ動員により住民は防衛隊、青年義勇隊、婦人協力隊等に組織され、赤ん坊を背負った女性が竹槍で斬込隊に参加したという話も伝わる。4月21日午後5時30分に米軍から伊江島確保が宣言された。6日間ほどの戦いで島にいた軍人2000名住民の半数1500人が犠牲となった。犠牲の大きさ、勤労動員、住民の疎開と戦闘参加、集団自決等から伊江島の戦いは沖縄戦の縮図ともいわれた。

何故?!二人はガジュマル軒の上で生き延びられたのか?!

何故?二人は生き延びられたのか?!2人のうち片方はバリバリの職業軍人(当時の偏った武士道精神を重んじる。)

かたや戦争が自分たちの島に近づぃてもなお戦争をぎりぎりまで理解できなかった?現代の若者に近い感覚を持った青年現地徴用兵二人はなぜ生き残れたのか?最初に島に作っていた飛行場が米軍により爆撃され艦砲射撃と押し寄せる米軍兵たちと死に物狂いの中戦いながらたどり着いたのがガジュマルの樹の上、最初二人はなんとか協力し食料を探しながら現地調達しながらであったがなんとか食料を確保していく、そして、終戦を知らずまま1年が経ち、アメリカ軍は伊江島飛行場を基地化しつつ少しずつだが二人は打ち解けていく、そして状況が変わったのがたまに夜な夜なアメリカ兵たちが催すパーティの残飯や捨てられ余った缶詰めを食し、昼は彼らが捨てていったタバコやゴミをあさりながらもはやホームレスのようにそこが戦場だったことすら忘れ年月ばかりが過ぎていく、はたして彼らは最後どうなってしまうのか?

彼らが現代の日本に問いかけるものとは?彼らが本当に戦っていたものとは何なのか?

彼らが我々現代人に問いたかったものとは?私は難しいことはわからない(学が無い)ので一概に戦争はだめだとかというメッセージは十二分に伝わるが今もウクライナやらイスラエルやらで繰り返される武力紛争などを見ると人間はいつか自分達の持ち得る核兵器を含めた武器で人類を滅亡にまで追いやる危険性があるようでならない。

さて次に彼らが本当に戦っていたものとは何なのか?もちろん負けを繰り返し来るべきところまで来てしまった日本軍の為ではあっただろう最初はしかし、状況が一変し木の上からアメリカ軍の基地化が進むのを見て果たして我々(ここでいう2人)は自分達は果たして何と戦っていたのか?と問う、残飯やゴミまであさって生きながらえながらもなを戦い続ける理由とは?上官にも新兵にも家族がいてもちろんアメリカ兵にだって家族がいる中で戦争という不条理に満ちた現実との戦いの中最後彼らは何を見たのか?

2人のモデルになった方に興味ある方は木の上の軍隊https://happinet-phantom.com/kinouenoguntai/公式サイトにリンク張ったので是非ご一読を!

現在、全国の劇場ではほとんど上映は終了しているが後に配信やらレンタルやらで観れるのでうーん、あまり戦後80年とかこつけたくはないのだが興味がある方堤真一と山田祐貴が好きな方は是非観てください。

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KIKU

映画とガンプラの作り方の紹介と戦闘機やミリタリー系銃の雑誌も読むので コラム作成や映画のシナリオ作成や詩を書くこともあります。

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