夕飯になり、今日は樹が夜の仕事でいない。
それでも霧子はさぼらずに、夕飯を作った。
普通は、旦那がいなかったらサボるらしいが霧子は違う
子供たちを霧子は呼んだ
「皆ーっ、ご飯よ!!!!」
呼ぶと紅蓮達が来た。座って夕飯を
静かに食べ始める。
紅蓮と蓮馬は、まだ霧子には慣れていないから話せないのも
あった。
皆無言なためか、食器の音しか聞こえなかった。
食べ終わると、台所に紅蓮は持って行って
「瑠夏、先に部屋にいるから」
そういうと紅蓮は部屋に行った。
紅蓮は部屋に来ると自分のPCを開いて昨日見せた詩を少し付け足し
送った。
紀鵺はたまたまPCをメールに気づき送られてきた詩を見た
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君とずっと一緒に居たい
離れたくないよ
僕を姫扱いしないでいいから
傍に居て。君になら何されてもいいから
僕もそばにいるよ。
_____________
という綴りの詩
紀鵺は目を通して、返事を返していつも通りにその詩で曲を作った
また紀鵺の夢も紅蓮と同じバンドで紅蓮とすると約束している。
紅蓮ルカは紀鵺の返事を見ると、PCでハマっている。オンラインゲームをやってると
瑠夏が戻ってきた
「紅蓮、なにしてる?」
「オンラインゲーム。最近ハマってさ。スマホでもできるオンラインゲームやってる。」
「俺でもできる?」
「できると思うけど、やりたいの?」
「紅蓮とゲームとかしたいもん。」
そういうと紅蓮は何のゲームか教えて初期クエストに一緒に行った。
「紅蓮とゲームすると楽しいね」
「それなら、よかった」
そう言いながら、紅蓮と瑠夏はゲームをしていた。
ゲームすると時間は過ぎて行った。
「もう、こんな時間なのか!」
瑠夏は驚いた
「楽しいとあっという間に過ぎるからな。寝る?」
「そうだな」
瑠夏と紅蓮はゲームをやめて布団に入った
互いに挨拶して、目を閉じた。
朝になって紅蓮は朝練で起きた
サッと支度して、瑠夏を起こさないように出ていた
瑠夏が起きると紅蓮が朝練行ったことに気付く
「今日は朝練なんだ…」
すこし落ち込んだが、しょうがないためか、すぐに立ち直りした
リビングに行った
霧子が仕事でパート始めたのか
リビングに来ると加無しかいなかった
「母さんは?」
「パート始めたの知らない?」
「知らない。」
「お兄ちゃんってそう言うの聞いてないよね」
加無は兄の瑠夏が好きでは、ない為時々
瑠夏への対応が毒舌だ。
「母さんはなにも言わないし」
「だってお兄ちゃんリビングにいることないから、あまり話さないんだよ。私もう行くから
鍵よろしく」
加無はそう言うと家から出て行った。
瑠夏は数時間後に、出て鍵をかけ大学に行った
大学に着くと人気で話される中、紅蓮に放課後のデートのお誘いメールを送った。
紅蓮はまだ始まりのチャイムが鳴ってないので返事を返した。
紅蓮から返事が来ると、瑠夏は嬉しそうにさせた
放課後になって待ち合わせ場所に紅蓮が来た
「紅蓮…!、朝以来だね。学校お疲れ様」
「ありがとう」
そう言いながら放課後デートした
「瑠夏、なんかあった?」
「え?、なんで?」
「顔が沈んでるよ」
「紅蓮にはお見通しか。」
瑠夏は落ちた内容を話した。
「まぁ、加無ちゃんお前のこと嫌いだしな」
紅蓮は納得しながら話した
「でも、紅蓮は蓮馬くんに好かれてるだろう?」
「だから、何?加無ちゃんに好かれてぇの?」
そう言って道端ではあったが紅蓮は抱きしめてくれた。
「家でさ、甘えせてよ。前は加無に好かれたかったけど、でも今違う」
そう言うと家帰ると、即部屋に来た。
紅蓮は優しく抱きしめて撫でてくれた
「ありがとう、紅蓮」
「いいの。瑠夏は特別だから」
そう言うと、紅蓮は瑠夏は優しく撫でた。
「紅蓮は優しいよな?」
「そうかな」
「うん、優しいと思ってる。」
「そんなに普段優しくねぇけど、皆俺の冷たいというか、怖がるし」
そう言いながら、紅蓮は頭を撫で続けた
「そいつらは、紅蓮の魅力に気づいてないね。」
そう言いながら、瑠夏は撫で受け入れる
「魅力?そんなのねぇよ。」
「あるでしょ。」
首を傾げて、そう言った。
複雑そうな紅蓮
「すげぇ、複雑な顔してんな。じゃ、今度の日曜日デートしようよ。それで、紅蓮がナンパされたら魅力あるってことで」
紅蓮が複雑なままデートの日程が決まってしまった。
「わかった」
紅蓮の欠伸が出てしまったので
今日は寝ることになった。
同じ布団に入って寝た
「紅蓮は寝顔も可愛いし、両目見れるのは俺だけだろうなぁ」
横で寝ながら、目を撫でた。
満足したのか、瑠夏も寝た
朝になり、朝練ないのか。紅蓮は寝てた
低血圧な紅蓮を瑠夏は起こした。
「ん~」
紅蓮は喋りはしないが、起きて
瑠夏を寝ぼけながら見た
その姿が愛おしくて、紅蓮の頬を撫でた。
暫くして紅蓮は起きて、横にあった水を飲んで
やっと喋った。
「おはよ、瑠夏」
「おはよ。紅蓮」
互いに挨拶してベットから出た
学校行く支度をして一緒に家を出た。
学校は違うので、学校に行く通学路で別れた
「じゃ、紅蓮がんばってな。」
「瑠夏もな」
そう言って手を振って互いに学校に向かった
学校の正門に着くと、紀鵺が丁度来た
「おはよ。紅蓮」
「紀鵺、おはよ。今日は生徒会じゃないんだ」
「今日は放課後少しあるくらいかな」
そう会話しながら、教室に向かった。