はじめまして、tiharuと申します。今回は、blenderでいちごをつくっていきます。前回は一つの動画を参考にしましたが、今回はいくつかの動画を参考にしつつ、色々自分で考えて作ってみました。

いちご部分はまずは正方形をベースにしました。正方形の箱の底をEで押し出して長方形にしたあと、Sで押し出した底辺のみを小さくし、逆三角形になるようにします。そして、サブディビジョンサーフェイスで丸くなるように形を整えた後大きさを微調整し、このままだと情報量が多いので、デシメートで反復の数値を1にして辺を減らします。いちごの種が埋まる凹みがある面部分は、ベベルを細くかけた後、選択を反転し、種のへこみ部分はダイヤの形を作るように縦に長くしながら、EとSキーで調整しながら中心に向かって押し出していきます。
茎部分は、円柱を中心に置き、ベベルで角を削り、葉っぱ部分は平面をCntr+Rで分割し、Gで頂点の位置を動かしながら大きさを調整していきます。決まったら、ソリッド化で厚みをつけます。葉っぱが一枚完成したら、4枚複製して5枚にし、先端の丸め具合などを、なんとなく不均一になるように調整します。

そして、種をつくって、凹みにひとつづつ埋め込んでいきます。
最後にUV展開と着色をします。
種部分のUVを並べなおすのが、一番時間がかかりました。色付けは外部ツールのペイントソフトを使ってもよいのですが(有料のソフトは持っていないので、使うとしたら私の場合GIMPです)今回はブレンダー上でマウスで描いていきます。
果実部分は、半径を大きめに色をかなり薄めて(強さを小さくする)何回も色を重ねてグラデーションになるように種の周りやイチゴの下手に近い部分に白を入れた後、種のへこみの部分に赤く陰になるように色を入れました。すべてマウスでやっていますが、今まで絵の描き方を中学校の美術以外で勉強したことはないので、すべて感覚でやっていきます。実際の苺の写真を見ながら、そのままの色を乗せる感じで色を付けていきます。種も、下部分は色が少し暗くなるようにしました。

blenderが完成したら、UmityにFBXデータを持っていき、最後にシフォンちゃん(https://booth.pm/ja/items/5354471)の髪の毛に位置を調整して、影などマテリアルの設定をし、頭に追従する設定をして完成です。

VRCのゲーム内にて、いちご狩りのワールドで動作を確認しました。

自分の作ったものがゲーム内で使えるのは新鮮で楽しいです。
今後もいろいろ作っていこうと思います。ゆくゆくは、お洋服も作ってみたいです。
