「浅草ラスボスおばあちゃん」
というドラマがあります。内容は「困っている人の最後の砦になりたい」
世の中に冷たく年寄り扱いされ、75歳で便利屋を立ち上げた
ラスボスおばあちゃんで様々な問題に立ち向かうドラマで
主役が梅沢富美男さんです。
5話目の話なのですが、江戸切子の外人のお弟子さんが逃げてきたの
ですが松子(梅沢富美男)の所にきて話を聞くと「師匠に
理由を聞いても「何もわかってない」ばっかりで認めてもらいたくて
師匠の作品の真似をして作ろうと思ったんです。取るときに師匠の作品に
手が当たって落として壊してしまった。師匠厳しいから許してくれるわけが
ないと思って逃げてきてしまった。とのことでした。」師匠に謝りに行くと
「作品壊したことはおこっていない。お前の気持ちはよくわかる。俺も
若い頃仕事を任せてもらえなくてイライラしてた。悔しくて師匠を何としても
超えたくて寝る間を惜しんで師匠の仕事について回った
そしてある時、気づいたんだよ師匠はこれっぽっちも誰かに認められたい
だなんて考えちゃいねえんだ。ただお客さんがこの品物をどう使って
くれるのか?それしか考えていなかったんだ。そのためだけに
心削っていいものをうみだすんだよ。俺たちの作る品はお客さんが
使ってくれることで初めて完成するんだよ。お前さんにもそれに
気づいてほしかったんだよ。俺の後継者としてな!」と言った。
松子は「今の話、伝えたのかい?」いって師匠と弟子はわだかまりが
とけました。わたしはいい話だとなんだか心が震えました。
松子と竹子と梅子の三人の友情の話がありました。6話目です。
竹子がどうしても話せないことがあって松子が怒っていました。
知り合いの人に相談しましたそうしたら
「私、竹子さんの気持ちわかるんです。迷惑かけたくないと
思って何でも一人で抱え込んじゃって誰にも言えなくなるん
ですよね。」そうしたら松子が
「迷惑かけてこそ友達だろ!」と言ったら知り合いが
「迷惑かけたくないって思うくらい友達なんですよ。きっと。」
私はなるほどなと思いました。
「完全不倫」
というドラマがあります。
夫が妻が浮気して復縁を申し込むやり取りなんですが
夫「やり直せるんじゃないかな?」
妻「後悔するよ」
夫「うん。するね。多分後悔する。うん。でも
明後日になったら、今度、あっこれでよかったんだって
思うかもしれない。きっと俺はね、何かどんな選択しても
後悔したりこれでよかったって思ったりずっとそんな感じだと
思う。でもね、それでもできる気がしているんだよね。
千春(妻)のこと受け止められるじゃないかって。ちゃんと
本当の千春(妻)のことを教えて【中略】」
妻「本当にいいの?」
夫「今度はそっちから始めよう。」
私は夫の妻への気持ちに感動しました。
もしよかったらこのドラマを見てくれれば幸いです。
ご精読ありがとうございました。