たくさんいちごを食べたい

近年の物価高騰で僕の好きないちごももれなく対象に。
季節になっても手軽には中々買えず「何だかなぁ…」とつぶやくようになってしまいました。
でも、2年前から趣味でプランター栽培を始めたので、いちごにはそこそこ恵まれています。
昨シーズンは200個以上は採れました。
今シーズンもそろそろ苗を植える季節になったので迷わず始動。
いちごの苗作り
猛暑だった夏も終わり、10月に入ってやっと涼しくなって来ました。
今年春にいちごを収穫し終えた親株から出たランナー(つる)を伸ばして子株をいくつか育てていました。
親株から出たランナーを伸ばしていくと、一定の間隔でいくつか小さい芽が出来てきます。ランナーの芽は列車のように繋がって伸びていきます。
芽の一つ一つから根が伸びるので、最初の芽はそのままにして2番目以降の芽を育苗カップの土に根付かせて、毎日水やりに精を出して暑い夏を越させます。
苗を植える時期になったらランナーを切り離しそれぞれの株を独立させます。
さて、出来た苗をプランターに植えていきたいと思います。
苗を植える時期
その年の気温にもよりますが、僕の場合
9月中旬~10月下旬くらい に植え付けます。
準備するもの

- イチゴの苗
- プランター
(必ず底に穴が開いているもの・必須ではないが支柱立ての穴が付いてるものだと後々便利) - イチゴの培養土
(そのまま使える元肥入り) - 鉢底石
- イチゴの肥料
(野菜果物の肥料など) - 厚さ1cmくらいの発泡スチロール
- 敷きわら
苗の選び方



いちごの種類は多数あって赤くなるものの他に、白いいちごもあったりします。
僕が育てたことのある品種は「よつぼし」、「蜜香」、「カレンベリー」の三種。
いずれも病気にかかりにくく育てやすいと言われる種類です。
特に「よつぼし」と「蜜香」は甘味・酸味ともバランスよく美味しかったです。
他に「宝交早生」は初心者向きと言われているようなので僕も来シーズン育ててみたいと思っています。
苗作りが面倒だったり初めて栽培してみようという人は、秋になるとホームセンターなどでたくさん見かけるようになるので自分の好きな品種を選びましょう。
良い苗の選び方については色々と参考のなるものを見てきましたが、僕なりに大きく二つ挙げるとすると。
- 葉の色が濃いもの(黒くなってるものは×)
- 根がまんべんなく這っていること
根の状態は店頭では確認することが出来ませんが、葉の色が濃いもので自分の直感で元気そうだなと思うもので良いと思います。
どれを選んでよいか分からなかったら、きっとプロが選んでくれるだろうと願いつつ通販を利用するのも手です。
苗をプランターに植える
僕はいちごの実をたくさん食べたいので、底に水切り穴が開いた幅60㎝、深さ30cmくらいの容量40Lプランター2基を準備。
株を植える間隔は15cm~20cm空けるらしいので、プランター1基あたり3株として、2基で合計6株植え付けることにします。
土は市販されているいちご専用の元肥入り培養土で良いと思います。僕は前シーズンも使ったお気に入りのお店のいちご培養土を購入しました。
- 寒さ対策に厚さ1cmほどの発泡スチロール板をプランター内側4面に両面テープなどで貼り付けます。
- プランターの底に鉢底石を均一に敷き詰めます。
- いちご培養土をプランターの淵下から2cmのところまで入れ、プランターの側面を手で叩いて土をならし落ち着かせます。
- ジョウロでたっぷり水を撒きます。水がプランター底から漏れ出るくらい。(僕の場合、お気に入り液肥を水に少々混ぜます)
- 土の表面に手やシャベルなどでこぶし大くらいの穴を15cm~20cm間隔で開けていきます。
- 株元のクラウンと呼ばれるヒラヒラを土に埋めないよう穴に入れていきます。周りの土で隙間を埋めるよう被せ、ジョウロを低くして株元にお水をやります。苗の根と培養土の隙間が埋まっていきます。
- 土の跳ね返り防止とこれからの寒さ対策の一つとして、敷き藁を敷き詰めると効果的かもしれません。
毎朝の水やり
苗を植えつけてから2~3日は水を吸いにくいので水やりしなくても大丈夫です。
それ以降は毎日、日の出から2時間くらいまでに水やりをすると良いようですが、僕は早起きできないので午前9時~10時過ぎになってしまっていますね。
土の量にもよりますが今回は40Lプランターなので、一株ごとに晴れの日は400ml~500ml、曇りや雨の日はその半分以下の量を葉の上からではなく株元にあげていきます。
いちごは水やりが命らしいので、なるべく毎日一回あげるようにします。
(ただし、やり過ぎると根腐れが心配されます。)
できあがり
植え付け完了~
取り合えずひと段落です。
根付くまでしばらく待ちます。
今シーズンもたくさん採れるといいな🍓
プランターは出来るだけ軒下辺りに移動させておきましょう。



まとめ
- 「プランターは必ず底に穴が開いているもの」で水はけをよくする
- 「土は肥料が入っているもの」でいちごを元気にさせる
- 「発泡スチロールやプチプチシート」で真冬の寒さから守る
- 「クラウンを土に埋めない」
- 「水やりはなるべく毎朝する」
- 「野菜果物用の肥料」を今後のために手に入れておく
これさえ守っておけば来春の花の咲く時期まで育ってくれると思います。
今後また経過を紹介したいと思います。
