*はじめに*
ここ最近文章を書くことが多くて、どうせなら連作の詩を書きたいと思い立ちました。
日本は春夏秋冬、季節を味わえる国です。
そこでこの日本の四季というものを文章で描きたくて春夏秋冬を書きました。
季節感を味わえる様な文章にしたつもりです。
どうぞご覧ください
季節の流れを感じる
明け始めの冬
遠くに見える雪渓に冬の名残りを感じる
窓に差した太陽の光
僅かな温度を感じ
まだ春先ということを教えてくれた
外に出て歩いた
道にはこぼれ種から育ったのだろうか
土がほとんど無い道路の脇道に花が咲いていた
写真を撮りたかった
あいにくカメラを持ってきていなかった
ふといつかを思い出した時
今目の前にある花を思い起こすことだろう
力強く咲いている花
空気と温度が春先であるということを引用させた
*作者あとがき*
春夏秋冬の四部作をテーマに書きました。
今回は初作品の春に重点を置きました。
春という季節でまず思い浮かぶのは桜だと思いますが、新生活という時期もあり、世の中はその流れに乗って目まぐるしく回っていると感じます。
桜は春を感じさせる一つの要素ですが、いつかを振り返った時に春にしか味わえないようなこの桃色群を感じることでしょう。
 
                    