(創作小説)COOLタイマー第四章#2

放課後になり、部活に紅蓮と紀鵺は向かうと

我夜蛾たちが居た

「今日、新入り来るんだよね?」

「来る、俺と紀鵺の転入生の弟だって」

「じゃ、一年でそいつも転入生だったのかな」

と我夜蛾と涙は紅蓮に質問する

「たぶんそうなんじゃねぇの?兄のほうは紀鵺が嫌ってるからあまり言わねぇやって」

そう紅蓮に言われ一番驚いたのは、我夜蛾だった

「えっ、珍しいな。紀鵺が嫌う人物いるなんて」

それに対し紀鵺が答えた

「俺だって、嫌う人ぐらいいる。」

「そうだよな…」

「いや、別に怒ってるわけではない。新入りが来るのは、別に悪くないからな」

そう言ってると新入りは平木と来た

「はじめまして、巳牛 京弥(みうし きょうや)です。先輩方、僕の兄がお世話になっております。」

京汰の言った通りまったく京汰とは、正反対だった

「ああ、よろしくな…俺は、黒川 紀鵺だ」

それぞれ皆が自己紹介をした

「確かに、兄貴とは違うな」

「先輩が紅蓮先輩ですね、兄からよく聞いてます、兄気に入ったらまとわりつく性格ですいません」

「別にいいけど、性格違い過ぎて本当に弟か疑うわ」

紅蓮は疑いながらそう答えた。

「よく疑われます。」

紅蓮はそう言われて、納得した。

「親にも言われるんですけどね。まぁ今後、僕と兄をよろしくおねがいいたします。今日は挨拶だけです、また朝練できますね」

京弥は出て行った。

「なんか、あいつ裏ありそう。紅蓮達気を付けて」

涙が感づいたのか、そう言った

「涙の感って当たるからこえーよ。」

紅蓮がため息付いてそう言った

「だって見た感じそうなんだもん…」

「見た目で判断しても、お前の感は当たるんだよ。」

そう言いながらしてると時間が過ぎ、部活は終わり帰宅する

「紅蓮おかえり」

「ただいま。瑠夏。」

瑠夏はすぐさまに紅蓮を抱きしめた

「どうした?寂しかった?」

「さみしかった。」

瑠夏は、ぎゅっと抱きしめた

紅蓮は、瑠夏の頭を優しく撫でた

離れて、ベットに入った

「紅蓮、そろそろ修学旅行じゃない?」

「そうだな、その時は寂しくさせちまうね。」

「寂しいけど、大丈夫」

そう言いながら、瑠夏を深く抱きしめた

そのまま二人は寝た。

朝になり紅蓮は朝練に行った

今日は3年が修学旅行でいなくなるので、部長代理決めなければならなかった

本来は引退の時期だが、引退ライブが終わるまではいるためだ。

紅蓮たちは部長代理を話し合った

話し合い結果、蓮馬に決まった

誰も否定しなかった

朝練が終わると教室に向かった

教室に向かうと、途中で

京汰が来た

「おはよ、ぐれくん。」

「おはよ」

京汰は紀鵺に挨拶はしなかった

紀鵺も京汰には挨拶しない

紅蓮もそれをわかってるから、何も言わない。

教室に着くと席に着く

朝から今日は修学旅行の班決めになった

紅蓮と紀鵺と京汰は同じグループになった

クラスを超えて涙と我夜蛾も同じ班だ

班交流は、放課後になった

放課後になり体育館で別の班交流が始まった

我夜蛾と涙が紅蓮のところに来た

「お前が、紅蓮の言ってた京弥くんの

お兄さん?」

我夜蛾が京汰に言った

「そう。あいつ正反対でしょ?」

涙が突然その発言返しだした

「…君の弟さん裏とかない?」

「裏?、わかんねぇけど…俺にもあいつ隠すしなんか敬語でいつも話してくるし」

どうやら、京汰の前でも裏の顔を見せてなかった。

そんなことを話しながら、班で何するか話し合った

時間になり、全員帰宅になった

京汰は、京弥と帰って行った

紅蓮は、蓮馬と帰る

「京弥ってやつ大丈夫だった?」

「う~ん喋ってないで無言で行動してたけど、オレのことずっと見てたよ。」

「なんで?」

「わかんない。」

そう話しながら帰る

紅蓮は自分の部屋に行くと

瑠夏が居た今日は課題とかしてなかった

「瑠夏。…」

「あ!おかえり、紅蓮。」

「ん、ただいま。瑠夏。」

紅蓮は瑠夏にぎゅっと抱き着いた

「疲れた?」

「少し。」

瑠夏は紅蓮がそう言うと、頭を撫でてくれた。

紅蓮を撫でる手は優しかった。

撫でれるとだんだん眠くなってきた

「瑠夏、眠い。」

「寝ようか…」

そう言うと、紅蓮をベットに連れて行く。

「紅蓮ほら、寝て良いよ。」

瑠夏は、布団をかけて

寝かせた。

撫でられたまま紅蓮は寝てまった。

「紅蓮寝っちゃった、可愛い。俺も寝ようかな」

そう言うと、瑠夏も眠りに着いた。

朝になると、紅蓮は今日は朝練がないからまだ瑠夏の隣で寝てた。

そんな紅蓮を少し見て起こした。

「紅蓮、起きて」

紅蓮は目をこすって起きた

「瑠夏、おはよ」

挨拶された愛らしさに瑠夏は頭撫でて

「おはよ、紅蓮」

可愛いくて思わず抱きしめた

「瑠夏、離せ。」

瑠夏は離すと

「機嫌悪い?」

「いや、悪くねぇよ。学校行く準備するから、そう言っただけ」

「よかった。」

紅蓮は学校の支度を始める。

準備出来ると、紅蓮は瑠夏と部屋を出て一緒に向かった。

途中の別れ道で別の方向に向かった

「じゃ、俺こっちだから行ってくるな」

「うん、行ってら」

向かう途中で巳牛兄弟が来た

「おはよ。ぐれくん」

「おはようございます。紅蓮先輩」

「京弥、先に行っててくんね?」

「わかりました。兄さん」

言う通りに京弥は先に行った

「ね?俺にでも敬語でしょ?」

「本当だな、キッカケとかあるの?」

「ん~、前に俺ら母親亡くしてさ、そこから京也別人になったんだよな。彼奴お母さんっ子でさ。」

後ろから、京弥をみながら京汰は答えた。

「へぇ、俺は本当両親両方居ないわ」

「なんか、ごめん」

「いいよ、義理母はいるから」

「お父さんは?」

「…いねぇ、上の兄貴がお父さんみたいなもの。」

そんな会話をしながら、登校した。

教室に着くと、紀鵺も来てた

「おはよ、紅蓮」

「おはよ、紀鵺。」

紀鵺は京汰には挨拶しなかった

京汰も紀鵺には挨拶いなかった

相変わらず仲が悪かった

午後になると、班で回る場所を決めので体育館に集まった

が決めて最中にも紀鵺と京汰は会話しなかった

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好きなことを 気まぐれにしています。 よろしくお願いいたします! 主に小説や夢語りです

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