当時25だったと思う
とある大雪の日
オレは風邪気味で
炬燵の中で寝込んでいた
そんなところへ電話が…
(久しぶり~ 元気~?
もしよかったら今日会える?)
…何だか懐かしい幼気な聞き覚えのある声…
(ん…?この声は?もしかして?)
二人目元カノ
(あんまりいいとは言えないヤツだったが)
元はと言えば…
先輩彼女とオレの仲を
引き裂いた奴だったが
でも
せっかくだから
今を逃したら二度とないと思い
せめて話相手だけでもと
本当に久々だったから
おもわず…
(うん全然OKよ…‼)
と言ったモノの
(こんなボロボロの状態で元気な訳ねーべ…)
と心の中では呟いていたが
無理にOKして
そして
大雪乃中

風邪気味状態で
無理をしてまで仙臺へひとっ走り
今では考えられない
インフルだろうと
コロナだろうと
その頃は軽く診られた
そんな時代だったのかもしれない
(鼻炎が悪化して風邪?になったと思いました)
その頃の仙台市内も大雪で
White⛄Christmas
何處のセブンイレブンだったか忘れましたが
待ち合わせをしてその彼女の家に直行
一時熱は下がったが
直ぐ風邪だとバレた…
無理してココまできたって言う事自体
それなりに体力があったのでしょう
早速アドレス交換と
久々の思い出話など色々喋って
でも
今回はさすがに無理だから
次回また来る…
と言ったかな?
しかし
この状態で家に帰れそうにない
『外は大雪』
『泊まってって』と
言われたかもしれない
普通なら
お言葉に甘えて
とか
しめしめ…
とか
そうなるはずだが
初回でそんなルーズな事は
出来ないと思い
当時自分の妹が短大で
近くのアパート暮らしをしていた
そこに一晩泊まらしてもらおうと親に伝えて
なんとかその場は逃れる事が出来た
別に彼女が許せば家に
泊まってっても良かったんだけどね
