2025年秋ドラマを見て良かったセリフ

君としたキスはいつまでも

というドラマがあります。

舞台は、湖畔のホテル。新人のスタッフ仁野司・(本島純政)は

教育係でできる先輩・仙崎渚(川津明日香)いい感じの中になって

きて仁野が一途に思いを伝える場面のセリフです。

仙崎「私には仁くんみたいな人はもったいなすぎるから」

仁「いやそんなことないですよ」

なんでってでそう思うの?」

仁「なんでって…」「好きだからです」

仙崎「好きだから何?」

仁「好きだから別にもったいないとかそんなの思わないですよ」
  「普通に」

仙崎「なに仁くんの好きってそんな正義なの?」

仁「正義っていうか…でも好きって気持ちはいろんな感情を抑えてでも
  優先されるものだって」

終幕のロンドーもう二度と、会えないあなたにー

というドラマがあります。

妻を亡くしシングルファーザーとなった遺品整理士の鳥飼樹(草彅剛)が

遺品に込められた故人の思いを届けるヒューマンドラマです。

この話は3話の話なのですが実は鳥飼の子供、陸(永瀬矢紘)が学校で

「自分がされて嫌なことは人にしないよ」という言葉を守っているだけなのに

なぜ自分だけいやなことをされるか分からないと涙を見せる陸に真琴(中村ゆり)

は「やられたらやり返せ」を言って問題が起きてしまう。そしてその後のやり取りが

真琴「自分がされて嫌なことはしない確かに正しいことだと思います。
   間違ってはいない。ただ・・・」

鳥飼「だだ?」

真琴「世の中も子供達の世界も正論ではできていないんです。鳥飼さん陸君が
   学校でいじめにあっていたことはご存知でしたか?」

鳥飼「ええ」

真琴「知っててそんな言葉を子供を丸腰で理不尽の中に放り込むような
   ものじゃないですか」

鳥飼「陸自身が考えるきっかけになると思いましたんで」

真琴「いや、まだ6歳ですよ特に1人親の子供は親に心配かけまいと
   我慢するしかないんです。だから正論の世界との矛盾を
   小さな体で全部背負ってしまう」

鳥飼「おっしゃることはわかります」

真琴「だったら」

鳥飼「あなたが言うようにもしも正論と世界の矛盾を誰かが背負うとしたら
   そんな誰かの1人になりたいと思います」

真琴「陸くんにそれを?親の押し付けじゃないですか?」

鳥飼「どう思うか陸次第です。でもまず正論をで手にしなければ矛盾や理不尽が
   何もかも見えてきません。矛盾や理不尽に流されない力はそれを向き合う
   ことでしか身に付きませんから。
親として陸にはそういう力を
   身に着けてほしいんです。すいません、生意気なことを」

真琴「いえ。私の方こそ。矛盾や理不尽に流されない力

生前整理を始めた母・こはる(風吹ジュン)のことで話をしたシーンです。

真琴「私は母に対して批判的でしたから八つ当たりしていたのかな。
   自分のうまくいかないこと全部。いつの日か母がポツリといった
   ことがあって、いいわよ。どうせ他に当たる(八つ当たり)
   とこなんてないでしょって」

鳥飼「優しいお母さまですね。中略・・・
   し誰かに八つ当たりしたくなったら私を呼び出してください。
   中略・・・長い時間はむりです。でもこのペットボトルを飲み
   終わるまでならお付き合いできますよ。

このセリフに感動しました。

ご精読ありがとうございました。


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大和千広

はじめまして大和千広と申します。名言とドラマとバラエティが好きで自分なりの考察や記事にしていきたいとおもいます。たまに独断と偏見が混じっているかもしれません。温かい目で見てもらえると幸いです。

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