ごぼう(漢字:牛蒡)

花言葉

ゴボウの花言葉は、「用心、私に触らないで、いじめないで、しつこくせがむ、」などになります。

これは、アザミに似たトゲトゲした蕾(つぼみ)の見た目に由来しております。

相手を遠ざけたり、身を守ったりするような印象からつけられました。

用心・私に触らないで
ゴボウの蕾にあるトゲトゲした総苞(そうほう)が、近づいてくるものを拒絶しているように見えることから。
いじめないで
抜かれるのを防ごうと身を守っているように見えることから。
しつこくせがむ
西洋の花言葉にも「importunity(しつこくせがむ)」と言うのもあります。
人格者・厳格
「用心」のイメージから派生してつけられた言葉です。

縁起
長寿・延命長寿
地中深くまで伸びる根の姿が、長くて健康に生きることを象徴するとされています。
家族が代々栄える
根が土地にしっかりと根を張る姿から家族が土地に根付き、安泰に暮らすことへの願いが込められています。
健康
薬効に優れていることから健康のイメージを持ち合わせています。
開運
「たたきごぼう」を作る際にゴボウをたたいて身を開くことから、「運を開く」「開運」を願う意味があります。
豊作
ゴボウの見た目が、豊作の象徴とされる黒い瑞鶏(ズイチョウ)に似ていることから、豊作を祈願する意味があります。
つつましく生きる
細長く地中に根を張る様子から、「細長く、つつましく生きる」ことへの願いも込められています。

名前の由来

中国から伝わった「牛蒡(ぎゅうぼう)」と言う漢名が語源になります。

この漢字の「牛」は、大きな草木につけられる名前で、「蒡」は「フキ」に似た植物を指し、ゴボウが「蒡」よりも大きい植物であったことから「牛蒡」となったと言う説があります。

詳しい由来
「牛」と「蒡」説
中国では、大きな草木に「牛」と言う字をつける習慣があります。
ゴボウが似ている草の「蒡」よりも大きかったので「牛蒡」とつけたのです。
牛の尾に似ている説
ゴボウの形が「牛の尾」に似ていることからつけられたと言う説があります。

日本に伝来した経緯

ゴボウは、キク科の薬草として平安時代に中国から日本へ伝わりました。

当時は薬草として利用されていましたが、次第に野菜として食べられるようになっていきました。

概略
原産地
ユーラシア大陸北部が原産地です。
伝来
中国から薬草として渡来したと考えられています。縄文時代には伝来したと言う説もあります。
平安時代
当時は薬用でしたが、平安時代中期には野菜として宮廷料理に使われていました。
江戸時代
全国的に普及し、品種改良も進んでいきました。
例えば、滝野川ゴボウは江戸時代には改良され、代表的な品種となったのです。
現代
海外ではあまり食用にされていないのです。
ゴボウを日常的に食べるのは日本が中心です。
日本では様々な調理法や地域ごとに品種が発展していきました。

歴史

ゴボウは、ユーラシア大陸北部が原産で、中国から薬草として日本に伝わりました。

平安時代には宮廷の献立に使われるなどにより食用として普及しました。

江戸時代には全国へ広がり品種改良は進み、日本独自の野菜として発展しました。

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