鳴子温泉駅から徒歩5分程度の場所にある老舗旅館の紹介をします。
湯の香が漂う鳴子温泉街、その中で創業400年の伝統を誇る宿。木造2階建て純日本建築は国の「登録有形文化財」となっています。館内にはレトロ・モダンの雰囲気が溢れ、ゆったりとくつろぐことができます。
内風呂

ゆさやの名湯「うなぎ湯」は文政年間の「大八州遊記」やその後の「撫子日記」等に紹介され既に江戸時代中期には世に知られていました。 地下65メートルから99.5度で湧出する芒硝泉でアルカリ泉とも呼ばれます。天候や気温の変化で色がエメラルドからカラス色へと日によって変化する神秘の温泉です。 肌ざわりは滑らかでソフト。これが肌を良くするのに効果があります。うなぎ湯と呼ばれる所以です。
浴後身体が温まりますので抜群の医療効果を発揮します。
泉質名:含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉-低張性弱アルカリ性高温泉
うなぎの湯と呼ばれているだけあって、肌ざわりはとろっとしていてにおいは濃厚な硫黄のにおいがしていてとても癒されます。
自分が行ったときは温度は少し熱めでしたが
素晴らしい泉質で気に入ったのでトータルで3回入りました。
貸切露天風呂

・露天風呂は宿泊でのみ無料でご利用できます。
・露天風呂は貸切となり、到着時にフロントで予約できます。
・ご入浴時間は移動を含めまして30分程度となっております。
(ご利用できるお時間は14:00~21:00)
・露天風呂までは上り坂になり、約100メートル程度の場所にあります。
泉質名:含硫黄-ナトリウム-硫酸塩泉-低張性アルカリ性高温泉
内風呂とはお湯の色が異なり透明に薄い緑が入ったような色のお湯です。
ほのかに硫黄のにおいがして、開放的な露天風呂です。
※2025年10月22日以降は、鳴子温泉郷でも熊の目撃が多数報告されているため
当面の間、貸切露天風呂の利用を中止しています。
貸切風呂(内風呂)

少し小さめの浴槽ですが泉質は内風呂と同じなので
他人と会わずにゆっくりと入りたい方などにおすすめです。
※予約は不要で空いていればいつでも入浴可能です。
夕食

夕・朝食ともに部屋食となっており、時間になると食事を部屋に運んできてくれます。
料理の説明も丁寧にしてくれます。
料理の質も手が込んでいて素晴らしく、量も結構多いです。
朝食

朝食も量が多くて素晴らしいです。
客室

画像は1人で泊った際の部屋です。
2人以上で泊まる際はもっと広い部屋もあります。
感想
全体的にかなり高評価の旅館で日帰り入浴をやっていないので宿泊者しか入浴できないのですが、私は逆にそのレア感が良いなと思いました。
泉質はあまり気にしない方や夕食バイキングが好きな方は物足りなさを感じるかもしれませんが1度訪れてみても損はしない旅館なのでおすすめです。
