れたす(漢字:萵苣)

花言葉

レタスの花言葉は「冷たい人・冷淡な心」です。

これは、レタスの茎から出る白い液体が冷たさを連想させたり、サラダとして冷たいまま食べられることから由来しています。

冷たい人冷淡な心

茎から出る白い液体と、冷たいまま食べられる特性に由来しています。

由来
昔、この白い液体は「母乳ではなくミルクで子供を育てるのは冷たい」と言う価値観と結びつけられたと言う説があります。
また、冷涼な気候を好むことも由来の一つと考えられていました。

和名
レタスの和名は「萵苣(ちしゃ)」です。
これは茎を切ると白い乳液が出ることから「乳草」と呼ばれていたのが変化したものです。
また、「玉チシャ、葉チシャ、立ちチシャ」など、品種や種類によってさらに細かい和名があります。

由来

茎を切った際に出る白い乳液に由来しています。

英名の「レタス」の語源もラテン語で「乳」を意味する「lac(ラク)」に由来しており、東西で語源が同じと言う面白い共通点があります。

種類


玉チシャ(クリスプヘッド)
一般的に「レタス」として知られているのが、パリッとした食感の玉レタスです。

葉チシャ(リーフレタス)

結球しないタイプのレタスで、サニーレタスがこれにあたります。

立ちチシャ(ロメインレタス)

緩く結球する背の高いレタスで、シーザーサラダによく使われます。

茎チシャ(ステムレタス)

茎を食用とするレタスで、別名「アスパラガスレタス」とも呼ばれています。

豆知識
古代エジプトでは神聖な野菜だったのです。
レタスは包丁で切ると変色しやすいことや炒めると甘みが増すことなどがあります。
また、レタスに含まれる成分(特にラクチュコピクリン)には鎮静・睡眠効果があるとされていますが、その効果を得るためには大量に食べる必要があるため、眠れないときにはレタスだけを大量に食べるのは現実的ではないとされています。

主な栄養

レタスは約95%が水分で、カリウム、カルシウム、ビタミンE、C、食物繊維などをバランスよく含んでいます。

効果
貧血・風邪予防
鉄分、ビタミンB2が豊富に含まれているため、貧血予防や風邪予防に役立ちます。
便秘改善
サニーレタスはカルシウム、食物繊維が多いので、便秘改善には効果的です。
美肌・疲労回復
リーフレタスはカリウム、カロテン、ビタミン類が豊富で、美肌や疲労回復に効果があると言われています。

調理と保存のしかた
変色を防ぐ
鉄製の包丁で切ると切り口から変色しやすいので、手でちぎるのがおすすめです。
手でちぎることで繊維へのダメージも少なくなってより見た目も良くなります。
加熱調理
炒め物やスープにすると、甘みが増して美味しくてたくさん食べられます。
冷蔵保存
芯の周りにV字の切り込みを入れ、余分な水分をよく切ってから保存すると日持ちします。
芯止め
芯に爪楊枝(つまようじ)を指して生長点を止める方法もあります。
冷凍保存
洗って水気をよく切ったレタスは、冷凍保存にも適しています。冷凍したレタスは、炒め物やスープなどに使えます。

古代

紀元前、古代エジプトで栽培が始まり、中近東や地中海沿岸で広がりました。

当時は、結球しないタイプが主流でした。

日本への伝来
平安時代または奈良時代に中国経由で「ちしゃ」として伝来しました。
当時は、結球しない「掻きちしゃ」で、葉をかき取りながら食べていたそうです。

結球レタスの登場

現在のような結球レタスは、欧米から明治時代になって渡来しました。

普及

結球レタスが一般的に食べられるようになったのが戦後になってからです。

洋食の普及とともに、サラダの定番として広がっていきました。

最初に食べた人は誰ですか?
紀元前6世紀頃からアケメネス朝ペルシアで栽培があり、ギリシャの哲学者アリストテレスも食べたといわれる野菜になります。

歴史

レタスの歴史は古く、古代エジプトで始まり、海沿岸からヨーロッパ各地へ広がりました。

日本では奈良時代に「ちしゃ」として伝わり、平安時代から栽培されていましたが、これは結球しない「掻きちしゃ」でした。

現在、私たちがよく見る丸いレタス(結球レタス)は明治時代に欧米から渡来しました。普及し始めたのは戦後になってからです。

掻きちしゃとは?
結球しないレタスの一種で、下から葉を一枚ずつ掻き採るように収穫することから名前が付けられました。
韓国では「サンチュ」と呼ばれ、焼き肉を包んで食べるのに使われています。
山口県の伝統野菜「かきちしゃ」はこれに由来し、ほのかな苦みと甘みが特徴となっています。

特徴
収穫方法
茎が長く伸び、株が成長するにつれて下のほうから葉を一枚ずつ掻き採るように収穫していきます。

結球しないレタスの仲間です。

ほのかな苦みと甘みがあり、肉料理によく合います。
歴史
奈良時代から日本に伝来しており、長い歴史があります。

主な用途
韓国料理
サンチュは、焼き肉を巻いて食べるのに使われています。
日本の郷土料理
山口県の「ちしゃなます」のように、酢みそなどで和(あ)えて食べます。
炒め物
葉が硬めなので、油炒めなどにも利用されます。

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ハムスター

可愛いハムスターの写真を見て癒されてください。

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