いちごのお手入れ
いちごの苗をプランターに定植してから約2か月経ちました。
来春できるいちごの実をより良くするために、栄養を実のために集中させていきたいですね。
そのために余分なものを取り除いていこうと思います。
わき芽・ランナー
わき芽

いちごの株の中心から新しい葉が次々と生えてきますが、わき芽はこのメインの芽とは別に、脇から出てくる新しい芽がわき芽です。
この芽も放っておくとメインの芽と同じように葉や蕾が出てきます。
ところが、このわき芽を成長させてしまうと、メインの芽にいく筈の栄養が少なくなってしまいます。
なので、わき芽は取り除きます。
ランナー

ランナーも、メインの芽の脇から出てきます。
ランナーは、細長い弦(ツル)です。
伸びていくとまた新たな根と芽が出来、そしていちごの苗へと成長します。
これにも栄養が取られてしまうのでランナーも取り除きます。
わき芽とランナーを取り除く
わき芽を取り除く

わき芽がメインの芽の脇から出てきたら、付け根から指でコリッとひねりながら取ります。意外と簡単に取れてくれます。
わき芽を見分ける方法なんですが、実は初心者の僕もあいまいなんです。
中心のメインの芽のすぐ脇に生えてきますが、初心者の僕は、誤って中心の芽を取ってしまった事が過去にありました。(それでも育ってくれましたが)
特に芽が小さい頃は、必要な芽なのかわき芽なのか、分かりづらくて、ほぼ勘でビクビクしながら取り除いてます。
とにかく中心芽を把握しておいてその周りに出てくる芽を取れば良いと思います。
そして、なるべく小さいうちに取ることが大事で、あまり大きくなってからだと、傷口が大きくなってしまい病気のリスクが高まってしまうので気を付けましょう。
ランナーを取り除く
ランナーは細長くビョ~ンと伸びて来るので、誰が見ても分かりやすく判別できます。
取り方は、手で引っ張るだけでプチッと切れてくれます。
ハサミで切っても良いと思いますが、清潔なハサミで付け根からチョキンと切り取ります。
清潔なハサミでないと、ランナーの傷口に病原菌が付いてしまい、いちごが病気になってしまう可能性があるので、必ず消毒したハサミを使います。
これらの作業は、いちごの実を収穫し終える時期まで続けていきます。
なるべく午前中にするのが良いらしいです。
花
いちごは、花の雌しべが成長して肥大したものが実となります。
11月中旬頃から早くも花が現れました。(今年は去年より早い時期に出てきたなぁ)
このまま咲かせて成長させても良いのですが、栄養を出来るだけ早春に集中させたいので、今回僕は12月中旬以前に出来た花や蕾は摘み取ってしまおうと思います。


手で摘み取りました。
まとめ
- わき芽は、メインの芽の周りに生えてくる新しい芽
- ランナーは、細長く伸びるツル
↑ この2つは、なるべく小さいうちに実の収穫が終わるまで取り除き続ける。 - 花はいちごの実になる
↑ 12月半ば頃までの花は取り除いても良いかもしれない。 - お手入れは清潔な手やハサミで
この他にも、成長していくにしたがって古くななった葉っぱを取り除いたりするのですが、それは追々お知らせしていく事にしますね。
