しそ(漢字:紫蘇)

花言葉

シソの花言葉は「善良な家風と力が蘇る」となります。

これは、シソの繁殖力の強さと古くから健康を支えてきたことからつけられたポジティブな意味合いです。

その他にも「強い信念や健康」と言った意味合いも持つとされています。

善良な家風
由来
家族の健康や幸せを願う象徴とされています。
力が蘇る
この名がつけられた由来とも関連しています。
強い信念
シソの病害虫に強い生命力の高さから。
健康
食用や薬用として古くから使われてきたことに由来しています。
力強い愛
香り高くて力強く咲く姿が由来です。
守護
邪気を払うと信じられてきた伝承です。

シソはなぜ大葉と呼ばれているのか?

昔から青ジソとして刺身の添え物や薬味として用いられていたが、「大葉」と呼ばれるようになったのはスーパーで販売されるようになってからです。

出荷の際に「花穂(はなほ)ジソと芽ジソ」などと区別するため「大葉」とつけられました。

効果
シソは、発汗作用や胃腸を整える作用があります。
風邪の引き始めや胃腸の不調に良いとされています。
また、独特の香り成分には抗菌・殺菌作用があり、食中毒の予防効果にも期待できます。
さらに、β-カロテンやビタミンK、ビタミンEなどの栄養素も豊富で、抗酸化作用、血行促進、骨の健康維持と言った効果も期待できる万能な食材になります。

風邪・体調管理
発汗・解熱作用があり、風邪の引き始めの症状を和らげてくれます。
アレルギー症状(花粉症)の緩和に効果が期待できます。
胃腸の健康
胃液の分泌を促し、胃腸の動きを整えます。
食欲増進や腹部膨(ふくぶぼう)満感の改善にも役立ちます。
食中毒予防
独特の香り成分であるぺリアルデヒドには強い防腐・殺菌作用があります。
魚介類などを食べる際の食中毒予防にも役立ちます。
お弁当などに添えるときは、細かく刻むことで効果を高められます。

β-カロテン
強力な抗酸化作用があり、癌(がん)や老化防止にも繋がると考えられています。
ビタミンK
止血効果や骨の健康維持にも役立ちます。
ビタミンE
抗酸化作用や血行改善に効果があり、肩こりや腰痛、更年期障害の予防にも良いとされています。
カルシウム
葉や骨の健康維持、神経の興奮を抑える効果があります。
モリブデン
鉄の利用を促し、貧血予防にも役立ちます。
精神安定・リラックス
芳香(ほうこう)がリラックス効果をもたらし、イライラや不眠の改善にも繋がることがあります。

活用方法
生で食べる
抗菌・殺菌効果や抗酸化作用を生かすには、刻んで生で食べるのがおすすめです。
油と一緒に摂る
β-カロテンは脂溶性なので、油を使った料理と組み合わせると吸収率が高まります。
お弁当に
抗菌・殺菌効果を期待し、お弁当の仕切りや彩(いろど)りに活用すると、食中毒予防になります。

豆知識

シソは、赤いアントシアニン系色素(シソニン)有無によっては、赤ジソ系と青ジソ系に分けられますが、カロテンが赤ジソに少ない他は、青ジソと赤ジソの成分は似ています。

β-カロテン、ビタミンB1、B2、B6、ビタミンC、E、Kが多く、ナイアシンも含みます。カルシウム、鉄、カリウム、マグネシウム、亜鉛なども豊富です。

名前の由来
漢字の紫蘇は、中国の伝説に由来から来ています。
昔、蟹(かに)を食べて食中毒になった若者にシソの葉を与えたところ、回復に繋がったころから「蘇(よみがえ)る薬草」として「紫蘇」と呼ばれるようになったと言う説があります。

歴史

シソの歴史は古く、約2500年前には中国から日本に渡来し、縄文時代の遺跡からは種が見つかっています。

平安時代には薬用や漬物にも使われるようになり、時代とともに薬、香り、そして香味野菜としても利用されてきました。

漢字の紫蘇は、中国の伝説的な名医が食中毒を起こした少年に紫色の薬草を煎(せん)じて飲ませたところ一命を取り留めた故事に由来したと伝えられています。

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