この番組は、12月1日NHK BSで19:30~21:00に放送された。
アフリカのザンビアの人間の目に触れられないような湿地でハシビロコウは暮らしている。
今回ワイルドライフでは、女性研究者と共にハシビロコウの子育てを追った。
ハシビロコウは、子育てはツガイで行い2個卵を産んでも2羽ふ化出来ず1個育てるのもやっとである。ツガイなのでクラッタリングという会話のようなことをして頑張って育てても暑さ、水不足でヒナが育たず死ぬこともある。
エサにしているのは、ナマズやハイギョやヘビなどである。水中に潜むナマズやハイギョが水面に息継ぎに上がってくる瞬間をじっと待ち伏せ何時間もかかってやっと狩っているのである。
子育てには、ナマズの頭を親鳥が頭を落し骨や毒のないものを与えている。
日本では人気になっているハシビロコウですが、密猟されて個体数が減っていることや子育てがうまくいかなくて絶滅危惧種になっていることが分かりました。
日本では、6か所の動物園やテーマパークで飼育されているが、生体についてまだ分からないこともあり、個体数が増えないのが現状である。
私たちが様々な面で地球を守ることが種の保存だと考える。

飛ぶハシビロコウ
