詩片

〇向こう岸

 僕の足は長い なぜだろうか おしりも高い位置にある

 何かいいことでもあったのかい そう問いかける 

 足が長いといいことがある それは世界を飛び越えることだ

 昨日夢で見たんだ 足で海を飛び越えるのを

 そして女神さまと出会うんだ およそ1000メートルの身長の

 海は思索の時間 詩作はポエジー リリカルな言の葉の 海に溺れる 水平線の向こうに黄色いフラッグが立っている そこにつくと向こう岸から飛行機がやってきて たくさんのラブレターを世にばらまくのさ 

 愛情や憐憫 言の葉はたくさんの手紙になり世界に同時に届いたさ

 時間の紙はまた後で届く 千年後に届く手紙は 誰が読むのか 時間を超越するのかもしれないが 僕は今助かりたい

 今わの際に一言 やったぜ。 と僕は自分に言いたい 

 無念は過去を飛び越えて 少年の思いを飛べる 

 死んだ自分は過去を見つめて 未来を見つめて 飛び越えた 時空のはざまに人間の限界が挟まって 歯茎のメザシも挟まった

 少年は800年ほど生きようと思ってそれは未遂に終わった。

 〇美しさ

 詩作はけぶる湖のように 厳格に見える泉のように 

 人生ははかなく 一瞬で終わる 拡張はせず 静かに止まる 

 エントロピーは増大せず 最初から何もなく 終わる 

 止まった世界は永遠の一瞬たり得るのだ 

 水の一滴は 揮発せず 氷にもならず  

 いってしまえば緩やかに落ち着いて和やかに ひねもす少しずつ増えていく 

〇絵

 写真というよりは キャンバスに 可能性は夢の蒼 萌える橙を切りとる 

 背景に塗る真実の黒 チャコールグレーを尊敬してる 

 起き抜けの暁の空に駆け出して 姿がみえなくなった

〇言葉

 思いのたけを一文字で表すか 2、3行で表すか それは悩みどころである。

 書道なら一文字 wordで打ったら400字程度かな、

 原稿用紙はもう使わないが、

 ア、ウ、オ、エなど一文字で宇宙をあらわすそうだ。

 某呪術漫画のようにおにぎりを食べて呪言が使えたらかっこいいな。

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青湖

ずんだもんラブです。季節や花など、自分が気になったことをエッセイに書いたりしています。今年はもう一度絵をたくさん描きいてたいです。

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