前回の記事では、年末の大掃除について書きました。
今回は大晦日の過ごし方について書いていきたいと思います。

年末ということで、やることがたくさんあります。
まずは年越しの準備です。
大掃除で家の中が綺麗になっているので、特に力仕事などは無いのですが、その代わりに細々とした手作業がいくつかあります。
注連縄作りのために、ホームセンターから藁(わら)や半紙や飾り用昆布を買ってきます。松の枝は家の裏山から切ってきて用意します。
和紙をカッターナイフで型紙に合わせて切り出していくのですが、毎年の作業なのに毎回やり方を忘れているので、何枚かは和紙をダメにしてしまいます。
こうして試行錯誤を繰り返しながら、いい感じに和紙を切り取っていきます。毎年改善しているのでアップデートをしているとも言えます。
編みあがった注連縄飾りは家の中に飾っていき、玄関や仏壇や台所に置いていきます。外の車のレバーなどにもついでに掛けます。こうして掛けた注連縄飾りは翌年1月のどんと祭りの日まで飾っておき、どんと祭りの夜に火で焚きあげてしまいます。
それから昼間のうちに近所のお寺へ、年末詣(ねんまつもうで)に行きます。
初詣に比べて、人通りが少なくて快適に参拝できます。
年末詣でお寺にお参りをしたら、次は夕飯の準備をします。
ここで作った夕飯は神棚へお供えする料理で、宮城県の縁起物の料理をいくつか揃えます。
私は特にナメタガレイの煮付けと筑前煮が美味しくてお気に入りです。
お夕飯を食べた後は、お風呂へ入ってしっかりと体を洗い流します。
あとはコタツで暖まりながら、年末のテレビ特番を見たり年越し蕎麦を茹でて食べたりします。

ということで、今年の大晦日もゆっくり過ごしたいと思いました。
