花言葉
ブルーベリーの花言葉は「実りある人生、信頼、知性、思いやり、好意、親切」など、豊かで前向きな意味がいいです。
その他にも「再生、長寿、小さな幸福」も含まれています。
花が咲き、夏に実をつけることから「実りある人生」、アントシアニンが目に良いことから「知性」、丈夫に育つことから「信頼」などが由来となっています。
実りある人生
春の花から夏の実りへとつながることから。
信頼(Trust)
丈夫に育ち、豊かに実る性質から。
知性(lntelligence)
果実の色素アントシアニンが目の健康に良いことに関連しています。
思いやり(Compassion)
親切や好意とともに。
再生(Rebirth)
生命力あふれる姿から。
長寿(Longevity)
健康と長く生きる意味を込めて。
関連する言葉
有意義な人生、小さな幸福、幼い恋(海外の一部)
縁起
ブルーベリーは「共に育つ・実る」縁起物とされ、家庭円満や豊かさの象徴です。
異なる品種を近くに植えると実りが良くなることから、家族や夫婦の絆を深め、努力が報(むく)われ、人生が豊かになることを願う意味がこめられ、贈り物や風水にも良いとされているのです。
理由
「共生」の象徴
異なる品種のブルーベリーが受粉し合うことで実りが増えることから、「家族や夫婦がともに育ち、共に実を結ぶ」と言うメッセージが込められているのです。
家庭運・人間関係の向上
家庭円満、夫婦円満、友人関係など、人と人の繋がりや家庭の運気を高めるともいわれています。
豊かさと繁栄
豊かな実りをもたらすことから、人生における豊かさや繁栄・努力が報われることの象徴とされています。
風水との関連
北・北東
白い花が咲くブルーベリーは、北か北東の方角に植えることによって良いとされています。
西(ラビットアイ系)
ラビットアイ系は西向きと関連付けられ、金属エネルギーの象徴ともされています。
北(ハイブッシュ系)
ハイブッシュ系はキャリアや成長を促す北向きのエネルギーと調和すると考えられています。
ギフトや贈り物としても人気
「知性、豊かな人生、有意義な人生」と言った花言葉も持ち、贈り物としては縁起がいいとされています。努力が実を結び、充実した人生を送ってほしいと言う願いを伝えることができます。
まとめ
ブルーベリーは、美味しいだけでなく、その特性から人間関係のあり方や人生の豊かさを象徴する、ポジティブな意味合いを持つ植物として親しまれているのです。
漢字の由来
ブルーベリーの漢字表記は「藍苺(らんめい)」で、これは中国語の由来で実が濃い藍色(青紫色)であることから「藍色」の「苺(ベリー)」と言う意味で付けられました。
アントシアニンと言う色素成分がこの色を生み出しており、強い抗酸化作用も持っています。
表記の由来
ブルーベリーの実の深い青色(藍色)を表しています。
苺(イチゴ/めい)
小さな実がたくさんなる様子から「苺(ベリー)」と表現しています。
まとめ
「藍苺」と言う漢字は、藍色(濃い青色)の苺(ベリー)と言う意味で、中国の表記が日本にも伝わっていきました。
この青い色素はアントシアニンと呼ばれ、健康に良い成分とも知られています。
つまり、ブルーベリーの漢字はその色と実の形を的確に表した「藍苺」が一般的です。英語の「Blueberry(青い実)」の概念にも近いと言えます。
歴史
ブルーベリーの歴史は、北米の先住民が利用していた野生種から始まりました。
約20世紀初頭にはアメリカで品種改良と商業栽培が確立されたのです。
日本には1950年代に導入されたものの、1980年代以降に温暖な地域で育てやすい品種改良が進みました。
1990年代には健康ブームとともに広まっていき、2000年代以降は家庭栽培や観光農園でも定着していきました。
世界
起源
南米~北米に渡った植物で、13000年以上前から北米原産とされています。
利用
ネイティブアメリカンは、古くから食用や薬として利用されていました。
栽培の始まり
20世紀初頭、ニュージャージー州の農家の娘エリザベス・ホワイトと植物学者フレデリック・コヴィル博士が協力して、野生種を交配して栽培可能な品種を開発していき、1916年に商業生産に成功し、ブルーベリーブームが到来しました。
日本
導入
1951年(昭和26年)に、農林省がアメリカからハイブッシュ系の品種を導入しました。
研究・栽培開始
東京農工大学の岩垣駛夫(はやお)教授(ブルーベリーの父)が研究・普及に尽力をつくしていきました。
民間栽培
1968年、岩垣教授の教え子である島村速雄氏(島村ブルーベリー園)が小平市で民間での商業栽培を開始しました。
普及
1980年代に温暖地向きのラビットアイ系
やサザンハイブッシュ系品種が改良され、全国に栽培が拡大していきました。
現代
1990年代以降、健康食品としての注目(アントシアニン)やガーデニングブームにより、一般家庭や観光農園で広く栽培していきました。
