大好きなガンプラが買えない!転売ヤーがもたらす「害悪」とは?

前回のブログでは、私たちの生活をじわじわと圧迫する物価高について触れましたが、今回は趣向を変えて、多くのホビーファン、特にガンプラファンを悩ませる「転売ヤー」について、その害悪を掘り下げていきたいと思います。

1. 「欲しい人が買えない」という悲劇

これが転売ヤーの最大の害悪と言えるでしょう。発売日を楽しみにしていた新作ガンプラや、再販を心待ちにしていた人気キットが、店頭に並ぶと同時に消え去る。そして数日後には、定価をはるかに上回る価格でフリマアプリやオークションサイトに並ぶ…。

本当にそのガンプラを作りたい、飾りたいと思っているファンにとっては、これほど理不尽なことはありません。生産数が限られている人気商品は特に、この現象が顕著で、純粋なファンが正規の値段で手に入れる機会を奪ってしまいます。

2. 適正価格の破壊

転売ヤーの存在は、商品の適正価格を破壊します。メーカーが設定した価格は、製品の品質や開発コスト、流通などを考慮して決められたものです。しかし、転売ヤーはそこに「希少性」という付加価値を一方的に上乗せし、不当な高値で販売します。

これにより、「このガンプラは元々このくらいの値段なんだ」という認識が薄れ、一部のファンは高値でも手に入れざるを得ない状況に追い込まれてしまいます。これは、市場原理を歪め、健全な消費活動を阻害する行為です。

3. モチベーションの低下と市場の縮小

「どうせ転売ヤーに買い占められるなら…」という諦めが、ファン離れにつながる可能性も否定できません。何度も購入機会を逃し、高額な転売品しか見かけないとなると、ガンプラに対する熱意も冷めてしまうでしょう。

新しいファンが参入しづらくなるという側面もあります。気軽に始めようと思っても、基本のキットすら手に入らない、あるいは高額でしか買えないとなると、敷居が高く感じてしまいますよね。長期的に見れば、これはガンプラ市場全体の縮小にも繋がりかねない、深刻な問題です。

4. 店舗への負担増

転売ヤーによる買い占めは、販売店にも大きな負担をかけます。開店前から長蛇の列ができたり、一度に大量の商品を買い占められたりすることで、他の一般客への対応が困難になったり、レジ業務が滞ったりすることも珍しくありません。また、転売対策として、整理券配布や購入制限などの追加業務が発生し、人件費などのコストもかさみます。

5. 健全なコミュニティの阻害

SNSなどでは、転売ヤーに対する怒りの声や、購入できた人への羨望、あるいは皮肉が飛び交うことも少なくありません。本来、共通の趣味を楽しむはずのコミュニティが、転売問題によって分断され、不穏な空気が流れることもあります。

まとめ

転売ヤーは、単に商品を高値で売りつけるだけでなく、ガンプラを愛する人々の熱意や、健全な市場の発展、そしてファン同士のコミュニティにまで悪影響を及ぼしています。メーカーや販売店も対策を講じていますが、なかなか解決の難しい問題です。

私たちファンにできることとしては、転売品には手を出さない、そして正当な手段でガンプラを手に入れる努力を続けることが重要です。いつか、誰もが欲しいガンプラを、欲しい時に適正価格で手に入れられる日が来ることを願ってやみません。

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OPLL

ゲームやプラモデルが趣味です。

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