もやし

歴史

モヤシの歴史は古く、平安時代には薬草として『本草和名』に登場しています。

江戸時代には緑豆モヤシの記録として残っています。

一般家庭に普及したのは第二次世界大戦後、タイなどからの輸出が始まりました。

1980年代後半に緑豆モヤシが主流になりました。

日本各地で温泉熱を利用した伝統的な栽培(大鰐温泉モヤシなど)も存在し、古くから薬用や栄養源として活用されてきました。

古代~平安時代

中国から伝来し、日本最古の薬草書『本草和名』(平安時代)に「モヤシ」の記述があり(薬用)、豆モヤシとして存在し、発芽力が注目されています。

江戸時代

『農業全書』(1679年)に「緑豆をモヤシにして味甚(みじん)よし」とあり、食べる習慣がありました。

青森県大鰐(おおわに)温泉では、温泉熱を利用した伝統的な大豆モヤシ栽培(大鰐温泉モヤシ)が行われ、藩主にも献上しました。

明治~戦前

港のある大都市で栽培業者が登場し、商品化が始まりました。

第二次世界大戦後~現在

タイやミャンマーからのブラックマッペ輸入で一般に普及されました。1980年代後半からは中国産の緑豆が輸入増で緑豆モヤシが主流になったのです。

現在

ビタミンCなどの栄養価の高さから、潜水艦内や南極昭和基地でも栽培していました。

宇宙食としても研究されています。

伝統的なもやし
大鰐温泉モヤシ(青森県)
350年以上の歴史があり、温泉熱と在来種「小八豆(こはちまめ)」を使用しています。
シャキシャキ食感が特徴となっています。
小野川豆モヤシ(山形県米沢市)
温泉熱を利用しています。
郷土の味として親しまれています。
このように、モヤシは単なる安価な食材ではなく、古くから日本の食文化や地域、そして栄養面で深く関わってきた歴史があります。

縁起

モヤシは、短期間で大きく成長する生命力や栄養価の高さ(特にビタミンC)「萌(も)やす(芽を出す)」と言う言葉の響きから、「健康・長寿・成長・癒し」を願う縁起物とされています。

特に熊の水前寺モヤシのように伝統的に雑煮に使われるものと成長力にあやかり「御守りモヤシ」と言ったユニークな縁起物として登場しています。

理由
成長力と生命力
種は、わずか数日で大きく伸びる力強さと闇の中で光に向かって伸びる姿と賢さや力強さの象徴になります。

萌やすの語源
芽が「萌え出る」様子から「モヤシ」と名付けられました。
「萌え」の文化とも繋がりがあり、発芽・成長の縁起物です。
豊富な栄養
発芽によりビタミンCなどが大幅に増加し、健康維持に役立つ栄養の塊(かたまり)です。
現在の縁起物化
2022年には、その生命力と癒しに着目したフィギュア「御守りモヤシ」が開発し、お守りとして人気を集めています。

その他の関連
モヤシの日
11月11日は「1111」がモヤシ4本並んでいるように見えることから「モヤシの日」になりました。
まとめ
このように、モヤシは「生命力・成長・健康」を象徴し、古くから現在に至るまで、様々な形です。
縁起物としても親しまれています。

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ハムスター

可愛いハムスターの写真を見て癒されてください。

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