前回の記事でアルファベット(アドレス)+数値=ワードということ、G,Mコードの説明をしました。
そして今回はG,M以外のよく使うアルファベットと意味を紹介していこうと思います。
O|プログラム名
Oの後に数字やアルファベットを入れてプログラム名として使用します。例 O 01
N|シーケンス名
プログラムを見やすくするための目印になります。1行(ブロック)目は N1 10行目は N10 といった感じです。 N1から1つ目の加工、N20から2つ目の加工というように複数の加工を一つのプログラムで行う際は使えると、確認や見直しがしやすくなります。
()| 注釈
これはアルファベットではありませんが便利なので説明します。
()の中にはアルファベットと数字を入れることができ、()の中は読み込まれません。 例えばドリルで穴をあける時、(DRILL ANA) とその部分に入れておけばとても分かりやすくなります。 これは長いプログラムだとより効果を実感できます。上記のシーケンス名と組み合わせて
N1(DRILL 1) ↓ ↓ N2 (DRILL 2) ↓ ↓
というように使えば長いアルファベットと数字の羅列の中でどこからどこまでがどの加工か判別できます。
他にも一旦機械を止めて確認する箇所に(KAKUNIN) と入れるだけでもミス防止になりますし、入れすぎて見にくくならない程度に活用していきましょう。
X.Y.Z | 座標X.Y.Z
前後、左右、高さの3つをそれぞれのアルファベットで表します。 機会によって基準の方向が違うのを注意しましょう。基本Zは高さですが、XとYがどこから見て前後、左右なのか自分の使う機械に合わせて考えられるように頑張りましょう。
T | 次工具選択
T+数値でその数値のツールマガジンに入っている工具呼び出します。この指令だけでは交換までは行いません。
例えば T1 はマガジン1番に入っている工具を呼び出します。
S | 回転数
S+数値で主軸の回転数を指定します。回転数の単位は rpm(revolution/minutes)= 1分間に何回転するかです。例えば S1000 は1分間に1000回転です。
F | 送り速度
F+数値で主軸の送り速度を指定します。送り速度の単位は mm/min (1分間に何mm進むか)です。 例えば F100 は1分間で100mm進みます。
上記のSとFは深い関係があり一緒に使うので、意味を逆で覚えてしまったりしないよう注意しましょう。
