花言葉
レンコン(蓮)の花言葉は「清らかな心、神聖、休養、沈着、雄弁、離れゆく愛」などです。
泥の中から美しい花を咲かせる姿や仏教における神聖な花としての側面、午前中に咲いて閉じる生態に由来しています。
怖い意味を持っている「離れゆく愛」もあるが、「救ってください」という言葉もあり、逆境に負けない強さや希望も表す縁起の良い花となっています。
主な花言葉と由来
清らかな心・神聖
泥水に染まらず美しい花を咲かせます。
仏教においては極楽浄土に咲く花とされているため。
休養
午前中に開花し、午後には花を閉じてしまいます。
雄弁
エジプトの神オシリスに捧げられた花であり、彼が話し上手だったからです。
沈着
静かに咲き、内に秘めた強さを表しています。
離れ行く愛
儚(はかな)く散る花姿や、花托(かたく)に実がなる様子から。
色による意味
ピンク
「信頼」を象徴し、深い絆を表しています。
まとめ
「レンコン(蓮)」は、その生態や仏教との深いつながりから、ポジティブな意味と少し物悲しい意味の両方を持つ、奥深い花言葉を持つ植物です。プレゼントする際には、メッセージカードを添えると、より気持ちが伝わるでしょう。
縁起
レンコンは、穴がたくさん開いているため「将来の見通しが良い(先が見える)」と言う意味で縁起が良く、おせち料理の定番です。
また、種が多いことから「子孫繁栄」、蓮(はす)に花が仏教で神聖なため「清浄、極楽浄土」の象徴ともされています。
「ん」がつく食べ物として「運がつく」縁起物でもあるのです。
良いとされる理由
先を見通せる
輪切りにしたときに、たくさんの穴から向こう側が見えるため、「将来の見通しが良い、見通しの明るい1年になる」と言う願いが込められているのです。
子孫繁栄
種が豊富であることから、多産や子孫繁栄の象徴とされています。
清浄・神聖
泥の中から美しい花を咲かせる蓮は、仏教で極楽浄土に咲く花とされ、その地下茎(ちかけい)であるレンコンも神聖な食材になっています。
運気がつく
「レンコン」は「ん」で終わるため、「運」がつく縁起の良い食べ物として重宝されています。
おせち料理での役割
これらの意味から、新しい年の始まりにふさわしい食材として、おせち料理(酢レンコン、筑前煮など)に欠かせない一品となっています。
漢字の由来
レンコンの漢字は、ハスの「蓮」の「根」と言う意味で、仏教とともに中国から渡来したハスの地下茎が肥大化した部分を指しています。
実際は根ではなく茎であり、その穴から空気を送り込む構造が「先を見通す」縁起物としておせち料理にも使われています。
漢字の「蓮」は、花托(かたく)に実が「連(つらな)る」様子から、「根」は地下茎が肥大したものから来ております。
仏教伝来とともに日本に渡り、清浄な食材とされてきました。
レンコンの由来と意味
植物名と食用部分の使い分け
植物全体を「蓮」食用部分の地下茎を「蓮根」と呼びます。
語源
「ハス(蜂巣)」が略されて「ハス」となり、その地下茎が「根」のように見えることから「蓮根」と書かれるようになったと言われています。
縁起物
見通し
穴が開いているため、おせち料理などで「見通しの良い1年」を願う縁起物とされています。
子孫繁栄
多くの種を持つことから、子孫繁栄の象徴ともされています。
歴史
仏教とともに日本に伝わり、清浄な食材とみなされてきました。
補足情報
旬
秋~冬(10月~3月頃)が旬で、「蓮根掘る」は冬の季語です。
調理
煮物はホクホクで、酢の物はシャキシャキ食感が楽しめます。
レンコンの日
大産地・茨城県では「レンコンサミット」開催がきっかけになったので、11月17日は「レンコンの日」になったのです。
歴史
レンコンは、白亜紀から存在する古い植物です。
日本では弥生時代から「大賀(おおが)ハス」などが自生していたのですが、本格的な食用栽培は奈良~鎌倉時代に中国から渡来した種(仏教伝来とともに)が始まりです。
江戸時代中期以降に普及し、「先が見通せる」縁起物です。おせちにも欠かせない存在になりましたが、現在の主流品種は明治以降に中国から導入されたものです。
古代(弥生~飛鳥時代)
日本にも自生し、大賀ハス(2000年前の種が発芽)など存在していたが、地下茎は現在ほど肥大していませんでした。
奈良時代
『古事記、常陸風土記、万葉集』などに記述があり、観賞用と食用の言及が見られます。
鎌倉時代以降
僧侶などにより中国から食用品種が導入され、各地に広まり在来種となりました。
江戸時代
茨城県の霞(かすみ)ケ浦周辺などで、水害対策として稲作からの転作が進み、レンコンの一大産地化が始まりました。
明治以降
現在、流通する多くの品種は、中国から再導入された品種を改良したものになります。
文化・宗教との関わり
インド
・紀元前3千年紀から生命力や多産の象徴
・仏教伝来の背景
仏教
・泥の中から清らかな花を咲かせることから「清純、悟り」の象徴
・「蓮台」は仏様の座る台座
日本(縁起物)
穴から「先が見通せる」ため、見通しの良い一年を願うおせち料理には不可欠です。
主な産地
茨木県
水害対策の転作作物として、昭和初期に大規模な栽培がスタートしました。
徳島県
大正期に岡山県から種を持ち帰り、吉野川下流域で栽培を始め、京阪神市場への供給地となりました。
まとめ
このように、レンコンは日本では古くから存在し、食用として広まったのは大陸からの伝来と地域の農業事情の変化が大きく影響しています。
