エレキベース

弦楽器といえば思い浮かぶのは、ギターだと思いますが、楽曲に欠かせない存在の弦楽器がもう一つあります。それは、ベースです。ギターとの違いは、弦の本数が一般的にギターが6本なのに対し、ベースは4本のことが多く、低い音とリズムを楽曲の中で支えます。リズムの役割があるので、バンドの中ではドラムとベースを合わせてリズム隊という呼ばれ方をします。私は大学生時代にギターと併せてベースにも興味があり、LIVEでベースを演奏したこともあります。ベースと一口に言っても、ウッドベースやアコースティックベースなどありますが、このコラムでは、エレキベースに焦点を当てて書いていきます。

ギターに比べると少し影の薄い印象を持たれがちなベースですが、このコラムを読んだ方に少しでも興味を持っていただきたいので、普段奥に引っ込みがちなベースが目立ってかっこよくなる演奏方法を紹介します。

スラップ奏法

スラップ奏法は日本では独自の言い方でチョッパー奏法とも呼ばれます。具体的な演奏方法としては、親指で弦を叩く(サムピング)、人差し指や中指で弦を引っ張り話すことで音を出す(プル)を組み合わせて打楽器のような音を出しながら演奏します。基本的なフォームが2種類あり、親指を上向きにするスタイルと下向きにするスタイルです。どちらの方を選ぶのかは演奏者のやりやすいスタイルもしくは、演奏する音楽のジャンルやフレーズによって異なります。

では、実際の演奏動画で、スラップ奏法を確認してみましょう。曲は私の大好きなバンドヨルシカのカトレアという曲です。この曲は1曲を通してスラップ奏法が多く使われています。

この動画で演奏されている方は親指が上向きのフォームで演奏されていますね。聞いてみると分かると思いますが、通常の音色(実音)以外にバキッとした音が混ざっています。これがスラップ奏法の特徴です。かなり派手な音色で見た目的にもかっこいいのでライブで披露するとかなり目立ちます。

タッピング奏法

タッピング奏法はライトハンド奏法とも呼ばれます。タッピング奏法は右手の人差し指や中指などで弦を指板に叩きつけ(ハンマリング)、音を出す奏法です。プリング・オフ(弦を指に引っかけて離して音を出すテクニック)と組み合わせることで速弾きや複雑なフレーズを弾くことができます。タッピング奏法はギターで使われることもあります。見た目は弦楽器をピアノなどの鍵盤楽器のように見立てて弾く感じです。

では、実際の演奏しているシーンを確認してみましょう。

この動画はアメリカのレジェンドロックバンドMR. BIGがaddicted to that rushという曲を東京公演で披露しています。イントロからベースタッピングの音色を聴くことができます。MR. BIGのベーシストであるBilly Sheehan(ビリー・シーン)はタッピング奏法以外にも多くの技術を巧みに使いこなすことが出来るベーシストで、その高い技術力からベースヒーローとも呼ばれます。

最後に面白いベースの話しを少し。

弦の本数

ベースの弦の本数は一般的に4本としてしられていることが多いですが、ヘビーメタル等のより低い音が求められる音楽になると5本弦ベース、6弦ベースなど弦の本数が通常よりも弦の本数を増やしたベースを使用する人が登場してきます。そして世の中には、【17弦ベース】というものが存在します。

この動画では、17弦ベースを演奏しています。かなり大きいですね。大きすぎますね(笑)大きすぎるので膝の上に置いて琴を弾くように演奏しています。このように弦の本数が多い弦楽器のことを演奏者の間では、【まな板】と呼んでいます。

変なベース

https://www.reddit.com/r/BassGuitar/comments/mn2ovz/a_collection_of_basses_played_by_dad_bassist_stig/?tl=ja(画像をこちらからお借りしました)

世界には個性的なベースを使用する人が存在します。私が知っている中で最も変なベースを使用する人は、デンマークのバンドD.A.DのベーシストStig Pedersen(スティッグ・ペダーセン)です。1枚目の画像のベースは、本来ボディーの部分に特大のヘッドがあり、ヘッドの部分に小さいボディーが付いており、リバースベースと呼ばれています。2枚目の画像は、通称iPhoneベース。見てわかるとおり、ベースのボディーがスマホのiPhoneになっています。このベースにはスマホと同じくカメラが内臓されており、観客をベースのボディー部分の液晶画面に映すことが出来ます。彼は他にも変なベースを多数所有しており、しかもベースの弦の本数が2本しかありません。2枚の画像のベースも弦は2本です。なぜ、通常の4弦ベースを使わないか問われると、彼は必要ないから、と答えました。潔いシンプルな理由でしたね(笑)。

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リク

はじめまして、りくです。学生時代は、軽音楽部に所属しており、音楽/ギターが好きです。主に音楽関係の記事を書いていこうと思っていますのでよろしくお願いします。

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